ベトナムの新型コロナ死者数がゼロなのはなぜ?国の対策や予防方法は?

ベトナムでは、2020年4月下旬になっても新型コロナウイルスによる感染症での死者が一人もいません!

ベトナムではどんな対策をして、「新型コロナウイルス死者ゼロ」という結果になったのか調べてみました。

 

ベトナムが新型コロナウイルス死者ゼロなのはなぜ?

2020年4月24日の時点で、ベトナムでは新型コロナウイルスの感染者が8日連続ゼロ!

これまでにベトナムで新型コロナウイルスに感染した人の数の合計は268人。

そのうち、224人が完治して退院をしています。

残りの44人は治療・入院中ですが、44人中 約三分の一の人がPCR検査の2度目の結果が陰性と出ています。

 

ベトナムの新型コロナウイルス感染者数の少なさ、死者がゼロという結果になった理由は、

ベトナムの新型コロナウイルスへの素早い対応

これのみで、ベトナムは新型コロナウイルスの蔓延を防いできました。

 

新型コロナウイルスへの対応の早さの裏には「SARS(サーズ)」の流行時にベトナムが大打撃を受けたことがあります。

「SARS」を経験したからこそ、ワクチンのない伝染病への警戒がとても高かったといえます。

 

さらに、ベトナム国民の真面目で勤勉な国民性もあるのではないかと思います。

新型コロナウイルスの流行してからでも、人の動きはなかなか止めることができません。

世界中どこをみても「不要不急」の意味を履き違えている人が多いと感じます。

そんな中でも不要不急の外出をせず、隔離して過ごすことができる人が多いんだろうなと、勝手に推測してしまいました。

 

新型コロナウイルス対策について、ベトナムの国民の93%の人が満足と感じているそうです。

※イギリスの調査会社 ユーガブ調べ、2万7000人を対象

ちなみに日本新型コロナウイルス対策への満足度は37%と、世界の国の中で最下位という数字となっています。。。

 

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ベトナムの新型コロナウイルス対策!

ベトナムの新型コロナウイルス対策は、何をおいても「素早い対応」!

SARSの流行を経験したことで、伝染病に対しての無駄な対策が見当たりません。

今、何をすべきかが分かっているところがすごいです!

  • 国境封鎖
  • 空港の使用を制限
  • 学校の封鎖

この対策は、中国武漢で最初の新型コロナウイルスの死者が出た2020年1月初旬に行っています。

 

  • ベトナム国内の病院へ、早期発見と治療、隔離のための準備を指示

この新型コロナウイルス対策は、1月半ばに行っています。

 

  • 新型コロナウイルス対策委員会を組織

2月に入り、WHOとベトナム内の700の病院でビデオ会議をしました。

ここで新型コロナウイルスの専門知識を医師へ普及させました。

 

  • 新型コロナウイルスに特化したウェブサイト、携帯アプリの開発。

新型コロナウイルスの正しい知識を国民に知ってもらうために「ベトナムの健康」というアプリを6日間で開発します。

このアプリで国民は「正しい医療情報」「自己隔離の方法」などを学ぶことができます。

このアプリはベトナム国民だけではなく、ベトナム入国者向けにも開発しています。

「ベトナムの健康」アプリの内容

  • 正しい医療情報
  • 自己隔離の方法
  • 近くの病院検索
  • 自分の体調を送信して国民の体調をデータベース化
  • 感染者の位置情報や濃厚接触者の状況の確認

 

  • 「正しい手洗い」の知識を広める動画

手洗いダンス動画の始まりは、なんとベトナムから!

ベトナム政府が作成したのが最初なんだそうです。

 

  • マスクの生産

新型コロナウイルスの流行が始まる前から対応したことで

サージカルマスク、布マスクの生産は1日1200万枚以上作れる状態を保てています。

 

  • 医療用品の生産

新たな新型コロナウイルス流行に対応できるように体制を整えています。

その結果、カンボジアやラオスへ医療用品を寄付することができるほど生産ができています。

 

  • 新型コロナウイルスに関する罰則

SNSで虚偽情報を流した人には、罰金5~6万円!

 

  • スローガン

「コロナの流行と闘うのは敵と闘うようなものだ」

「ウィルスは共通の敵」

スローガンで国民の気持ちをひとつにまとめあげました!

 

ベトナムの新型コロナウイルス流行から現在までの流れ

ベトナムの新型コロナウイルスへの素早い対応は、中国の武漢で最初の死者が出たときから始まりました。

 

・2020年1月初旬

武漢で新型コロナウイルスの死者が確認した後の対応

国境封鎖

空港の使用を制限

 

・1月半ば頃

新型コロナウイルスの流行に備えて

病院や関係機関への対応を指示

感染症の早期発見と治療、隔離のための準備を開始

 

・1月30日

ベトナムのフック首相は国内の新型コロナウイルス「流行宣言」を発表

このときのベトナム国内の患者は6名でした。

 

・2月

ベトナム内で新型コロナウイルス対策の委員会が組織されます。

この時点でWHOとベトナム国内の700の病院をネットワークでつないでビデオ会議をします。

ここで、新型コロナウイルスへの専門知識を共有、普及を病院に促します。

この時点でまだ2月、、、日本ではまだまだ警戒レベルが低い頃ですね。

 

・2月末

ベトナム国内の徹底した隔離政策で、16名いた新型コロナウイルスの感染者が回復。

感染者がほぼいない状況となりましたが、この先もしばらくは警戒を緩めていません。

 

・3月

新型コロナウイルス流行の第2波を宣言。

 

・3月末

WHOが新型コロナウイルスによる感染症の「パンデミック宣言」を発表。

 

・4月初旬

ベトナムの国全体で、社会的隔離措置(ロックダウン)を開始。

 

・4月23日

8日間感染者ゼロになったこともあり、ロックダウンを解除。

ロックダウンの期間は、約3週間となりました。

ただし、「マスク着用」「手洗い」「不要不急の外出の自粛」は続けることになっています。

 

まとめ

ベトナムが、新型コロナウイルス死者数ゼロという結果なのは、世界的に流行が始まる前からの素早い対応があったからでした。

「SARS(サーズ)」での経験をもとにした、素早い国境封鎖、空港の制限、マスクや医療用品の生産に関することまで全て先回りして対策したことがいい結果となっています。

そしてベトナム人の真面目で勤勉な国民性も、ベトナム国内で多くの感染者を出さなかったことにも繋がるではないかと思います。

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