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藤原紀香さんが歌舞伎役者の夫 片岡愛之助さんに嫁いで梨園の妻デビューしました。
梨園の妻ってどんなことをするんでしょうか?
藤原紀香さんは女優としての仕事をしながら夫 片岡愛之助さんを支えるということですが、両立できるの?
藤原紀香さんの梨園の妻としての仕事のことを調べてみました。
梨園の妻とは?どんな仕事をするの?
梨園(りえん)とは、歌舞伎の世界のこと。演劇界のことも指します。
「梨園」という言葉は中国の故事から。
音楽に精通していた唐の玄宗皇帝が、梨の木の植えてある庭園で宮中音楽隊の演奏者を育成したことから来ています。
その人たちのことを「皇帝の梨園の弟子」と呼んでいたということで「梨園」という言葉が生まれました。
歌舞伎の世界を「梨園」
そしてそこへ嫁いだ女性のことを「梨園の妻」
藤原紀香さんは「梨園の妻」として、この先いろいろな仕事が待っています。
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【 梨園の妻のお仕事 】
●夫の仕事関係の方への挨拶・雑務
夫の出演する歌舞伎の公演の初日と千秋楽、そしてご贔屓のお客様が観劇に来る時など、挨拶をするという仕事があります。
そして1ヶ月25日間休みなしで舞台に立つ歌舞伎役者の夫を支えるための雑務をこなすのも梨園の妻としての仕事です。
・開演・終演、幕間の挨拶
・楽屋見舞いの対応
・お祝いをいただいた方へのお礼状の確認
・お礼状の返信
などを昼・夜公演分を1ヶ月間行います。
故 中村勘三郎さんの妻 好江さんは、夫の着物の整理、台本・資料の整理なども梨園の妻としてこなしていたといいます。
●ご贔屓筋の顔覚え
贔屓筋とは、講演会に入っている常連のお客さまのこと。月に2回以上歌舞伎を観に来てくれる人のことです。
ちなみに歌舞伎の観劇を1ヶ月2回、1年分の費用は100万円はかかるといわれています。
その贔屓筋の方々の顔をすべて覚える必要があり、記憶力がものをいうことになります。
些細なミスや人違いでも信頼が失われることにもなりかねず、最悪の場合は夫の顔に泥を塗る事態を招くことも。
贔屓筋が見えたらすぐにご挨拶に向かい、前回話した内容も思い出しながら会話をするという気遣いをみせることが梨園の妻の務めとなります。
●歌舞伎についての知識を勉強する
江戸時代から続く歌舞伎の歴史、しきたりを覚える他、歌舞伎の演目を覚えるという、またしても記憶力が必要になってきます。
歌舞伎の演目は、現在までで200以上はあるそうです。ご贔屓筋との会話でも必要になるこの知識は必須となります。
●夫の体調管理
食事のことを管理するのも梨園の妻の務めとなります。
ここら辺は紀香さんクリアでしょう!
水素水の力で愛之助さんの体質改善をした実績がありますよね。
●お金の管理
給料、盆暮れの付け届などを管理することも仕事のひとつです。
ちなみに、歌舞伎役者さんは全員 松竹芸能所属。
お給料は松竹芸能からいただいています。
●スケジュール管理
歌舞伎の公演ごとに出番が違うので、毎日の時間管理なども梨園の妻の仕事です。
●その他
茶道、華道、礼儀作法、着物の着付け、和服の所作、習字(お礼状を書くために)、など梨園の妻として恥ずかしくないようにいろいろなことを学ぶ必要があります。
習得する技術に決まりはないものの、ご贔屓筋や歌舞伎関係者の前できちんとした振る舞いができるということも大切な仕事です。
結婚後に初の梨園の妻としての姿を披露
藤原紀香さん梨園の妻デビューは、夫 片岡愛之助さんの主演舞台の初日となりました。
十月歌花形舞伎「GOEMON 石川五右衛門」
3月30日に婚姻届を提出。結婚式は9月28日。
結婚後、初めて藤原紀香さんは夫の舞台に顔を出すことになりました。
梨園の妻らしく、入り口でお客様を出迎え「こんにちは」とにこやかに挨拶をする姿に、写真を撮る観客が集まって混雑するなど話題になりました。
藤原紀香さんのマスコミの対応は「妻としての仕事できたので」とコメントはなし。
公演が終わって、片岡愛之助さんと共に帰る歳には会釈だけ。
しっかりと、控えめに梨園の妻を意識した対応になっていました。
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藤原紀香さんの今後の予定は?女優業は続ける?
片岡愛之助さんの歌舞伎の舞台は、年末まで続きます。
というか、歌舞伎役者にはほとんど休みがありません。
毎月毎月 全国のどこかで歌舞伎の公演があります。
1公演 25日間 毎日舞台が続き、休みの日はないんです。
昼・夜の部とほぼ劇場で過ごすことになる歌舞伎役者さんって大変なんです。
片岡愛之助さんは売れっ子歌舞伎役者!主演舞台やその他の歌舞伎も重要な役どころを務めたりと大忙しです!
藤原紀香さんあh、梨園の妻となっても現在も女優としてお仕事を続けています。
片岡愛之助さんは、藤原紀香さんの女優としての仕事を容認している印象があります。
伝統のある歌舞伎の世界へ嫁いだ藤原紀香さんに、あまり重いしきたりを背負わせたくないという気持ちがあるんでしょうかね。
それでも藤原紀香さんは夫の為にできる限り尽くすという気持ちで「梨園」の世界にやってきたんですから、その心意気は素晴らしいですよ!
何かと目立ってしまうのが玉にキズですが、本人に悪意はないでしょう。
世間が思う以上に大変な歌舞伎の世界ですから、外野の言葉なんて聞いている余裕もないはずです。
「おかみさんダイエット」というくらい「梨園の妻」の務めをこなすと痩せてしまうという話もあります。
嫁いですぐは「務まらない」と言われることが普通です。
歌舞伎の世界が盛り上がるために、この状況を夫婦で乗り切ってほしいですね。
まとめ
・梨園の妻の仕事は、夫のサポートがほとんどを占める休みのない大変な仕事です。
・藤原紀香さんは、10月3日が初日の片岡愛之助さんの歌舞伎「GOEMON 石川五右衛門」から梨園の妻デビューをしました。
「女優の仕事は許される範囲で」という藤原紀香さんの発言から芸能活動は控えめにしている印象です。
お客さんを呼ぶというのも梨園の妻の務めです。この先の歌舞伎の発展に良い影響を与えてくれると期待します!