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FCバルセロナからイニエスタ選手がヴィッセル神戸に移籍!
このニュースを聞いて森山直太朗さんが喜ばないはずがありません!!
森山直太朗さんが隠れた名曲「そしてイニエスタ」を作ったのは、サッカー好きという理由もあるんですが、この曲が出来た経緯はなかなか深い理由がありました。
森山直太朗さんが歌う「そしてイニエスタ」について調べてみました!
目次
そしてイニエスタの歌詞の内容は?
「そしてイニエスタ」の曲調は、ゆったりとしたフォークソング!
サッカーの試合には似合わない曲調ですが、歌詞にはしっかりと選手の名前やFCバルセロナについてが歌われています。
森山直太朗さんは、高校生の頃はプロのサッカー選手を目指していたこともあって、サッカーが上手いことでも有名です。ちなみにキャプテンも務めてました。
「そしてイニエスタ」は、2012年に発売された森山直太朗さんのアルバム「素敵なサムシング」に収録されています。
「そしてイニエスタ」の歌詞にはサッカー選手の名前など、サッカー好きに響く歌詞がたくさん散りばめられています!
『そしてイニエスタ』
ロナウジーニョも過ぎ去って デコもエトオもいなくなり
アウヴェスはギャラで揉めていて プジョルの髪は伸びている
バルデスとピケとブスケツが 縦のラインで骨となり
マスチェラーノはめっけもの ケイタはまるで日本人
イムノが響くカンプ・ノウ カタラン カタラン カタランと
イムノが響くカンプ・ノウ カタラン カタラン カタランと
(サビ)
そしてイニエスタ シャビでもなくて
そしてイニエスタ メッシでもない
そしてイニエスタ 白い小さいマタドール
クライフは今も見つめてる フットボールのその先を
ペップはそれでも悩んでる ライカールトは拗ねている
イムノが響くカンプ・ノウ カタラン カタラン アビダルも
イムノが響くカンプ・ノウ カタラン カタラン カタランと
そしてイニエスタ ビジャでもなくて
そしてイニエスタ ペドロでもない
そしてイニエスタ シャビでもなくて
そしてイニエスタ メッシでもない
そしてイニエスタ 白い小さいマタドール
「そしてイニエスタ」に登場する選手名と用語解説!
バルセロナ愛に溢れた歌詞なんですが、サッカーを知らない人は馴染みのない言葉がたくさんありますね。
2012年当時のFCバルセロナのメンバーなどが登場する歌詞、ちょっと解説していきます。
【歌詞に出てくる選手名】
- ロナウジーニョ:ロナウド・デ・アシス・モレイラ
- デコ:アンデルソン・ルイス・デ・ソウサ
- エトオ:サミュエル・エトオ
- アウヴェス:ダニエウ・アウヴェス
- プジョル:カルレス・プジョル
- バルデス:ビクトル・バルデス
- ピケ:ジェラール・ピケ
- ブスケツ:セルヒオ・ブスケッツ・ブルゴス
- マスチェラーノ:ハビエル・マスチェラーノ
- ケイタ:セイドゥ・ケイタ
- ペップ:ジョゼップ・グアルディオラ
- ライカールト:フランク・ライカールト
- メッシ:リオネル・メッシ
- アビダル:エリック・アビダル
- クライフ:ヨハン・クライフ監督
【選手意外の言葉】
イムノ:バルサの応援歌、歌詞はカタルーニャ語。
カンプ・ノウ:スペイン・バルセロナにあるサッカースタジアム
カタラン:スペイン東部のカタルーニャ州の人が使うカタルーニャ語のこと。バルサの応援歌「イムノ」はカタルーニャ語で歌われています。
森山直太朗さんがサラリと歌っていますが、FCバルセロナを知らないとこんな歌詞は書けません!
以前、日本とバルサの試合が放送されたときに実況のアナウンサーがパスが回ってきたイニエスタの状況を「そしてイニエスタ!」と言ったんです。このフレーズはよく実況で出てくる言葉なのかと今でもちょっと気になっています(笑)
ヴィッセル神戸の試合に出た時はチェックしてみようかなと思います^^
>>森山直太朗の妻の経歴と馴れ初めは?母良子の反応や子供についても!
「そしてイニエスタ」誕生秘話!
サッカー好きならニヤリとしてしまうこの「そしてイニエスタ」、サッカーを知らなくても何だか面白いと笑ってしまう歌詞とのんびりとした曲調ですよね。
これまでに森山直太朗さんは「レアトラックス」というちょっとおふざけの曲を集めたアルバムを発売しているので、そんな流れで大好きなバルサの曲を作ったんだと思ってました。
なんですが、2016年に発売された森山直太朗さんのベストアルバム「大傑作選」の初回限定版に曲の解説付き歌詞カードなるものが付いていました。
その中で「そしてイニエスタ」が出来た経緯についてが書かれています。
「そしてイニエスタ」が出来た経緯は、2011年の東日本大震災の直後に出来た最初の1曲、というものでした。
とても軽やかな曲調の「そしてイニエスタ」ですが、この曲が生まれた経緯はなかなか深いものでした。
震災を目の当たりにした森山直太朗さんと共同制作をしている御徒町凪さんは、
震災の直後、節電しようと大きな企業の看板が夜にライトを落としたりしていた頃、震災が起こっても世界は動いていて地球のどこかでは当たり前のようにFCバルセロナが試合をしていることに心を動かされます。
当たり前の日常を取り戻さなければ復興に近づかない、節電したって被災地の現状は進まないという思いは今になって感じるのですが、当時は被災地のためにできることを模索している状況でした。
「当たり前の日常」をいち早く取り戻そうと動き出した森山直太朗さんの気持ち、なんだか尊いです。この「当たり前の日常」というのを被災地の人たちが一番望んでいることを感じ取るアンテナも、今までの歌作りに生きているんだなと感じました。
生と死をテーマに歌うことの多い森山直太朗さんの本質に触れたようで感動したエピソードでした。
まとめ
森山直太朗さんが歌う「そしてイニエスタ」は、スペインリーグのFCバルセロナのイニエスタ選手やチームメイトやスペインのサッカースタジアム名などが登場する内容です。
現状に悲観していても毎日は過ぎていく、大好きなバルサの試合も行われる、それなら早く日常に戻れるように周りから戻っていくということを森山直太朗さんが実行したことの素晴らしさを、イニエスタのヴィッセル神戸への移籍でまた思い出したのでした^^