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「東京パラリンピック2020」開会式で光る義足で踊ったプロダンサー 大前光市さん!
2016年、リオパラリンピック閉会式でのパフォーマンスも話題となっていました。
「かかしダンサー」と自らを呼ぶ義足でのダンスパフォーマンスは、大前光市さんの長年のダンス経験とレッスンの賜物です。
義足とは思えない躍動感のあるダンスはいつ見ても感動ものです!
世界で唯一「義足で踊るプロのダンサー」として活躍する大前光市さんについてまとめました!
【東京パラ開会式】光る義足ダンサー大前光市さんの障害の原因は?
・大前光市(おおまえ こういち)
- 生年月日:1979年9月27日
- 血液型:O型
- 出身地:岐阜県
- 職業:ダンサー
大前光市さんは、16歳から演劇の舞台などで活動していました。
大前光市さんのパフォーマンスの基礎はバレエにあるのですが、小さい頃からバレエのレッスンをしていた訳ではありません。
バレエを始めたのは大学生のころ。
高校のころからダンスへの道を進むことを決め、大阪芸術大学で堀内充さんにバレエを師事します。
大学卒業後は、有名バレエ団の入団テストの最終選考に残り、ダンサーとしての未来に胸を膨らませていました。
ですが、プロダンサーの道が見えてきたとき、23歳の時に交通事故に遭います。
飲酒運転の車に左足を轢かれ、足を切断。
今までの生活が一転、ダンサーの仕事もなくなり、仲間からも声をかけられなくなりました。
バレエの練習を積み重ねてきたことも、まともに歩けない体になったことで水の泡。
そこから10年間はただ生きるために生活を送ります。
ダンスを諦めようと絶望を越えることができたのは「ダンスは楽しい」という気持ちを忘れなかったから。
その楽しさをもう一度経験したくて「片足でも踊ろう」と決意します。
ダンサーにとって怪我は引退を意味するのが普通のこと。
でも足を失ってからプロを目指すという大前光市さんってとっても前向きです!
どうしたら片足しかない身体で上手く踊れるのかを考えて、さまざまなダンスや体操など、体の動かし方を研究。
その種類は、ピラティス、コンテンポラリーダンス、武道、解剖学、アレクサンダーテクニーク、初動負荷トレーニングなど。
研究や勉強の結果、足がないときよりも見違えるほどダンスが上達。
ダンスコンクールでも受賞をするなど、「片足ダンサー」として注目されるようになります。
大前光市さん本人は自分のことを「かかしダンサー」と呼んでいます。
障害を負った体で自分にしかできないダンスを研究したことが、大前光市さんのダンサーとしての魅力になりました。
>>【パラ水泳】富田宇宙の障害の原因は?ブラインドダンスの実力がすごい!
大前光市さんの光る義足がカッコいい!
大前光市さんの義足は20種類ほどあるそうです。
その義足の種類の中には「リオパラリンピック」閉会式で披露した光る義足もあります。
「東京パラリンピック」開会式でも光る義足でのダンスパフォーマンスが披露される予定のようですね^^
大前光市さんが実際に舞台で踊るときは足首から下がない義足をつけてパフォーマンスします。
バレエを基本とするダンスのため、足のついた義足ではバレエの動きのようにつま先を伸ばして使えないのだそう。
ダンスのテーマによっても義足を変えています。
ピエロ役としてダンスをしたときには、右足よりも長くなるような義足でピエロのダンスを表現し、大前光市さんにしかできないダンスを確立しています。
大前光市さんのダンスは、片足がなくて不恰好なんて全く思わないのが不思議です!
綺麗な動きと力強い動き、メリハリのあるダンスは目を惹く美しさです。
一度でも大前光市さんのダンスを見ると驚く人は多いと思います!
大前光市さんの義足ダンサーとして活動やテレビ出演歴
プロダンサーとして、年間20~30公演ほどをこなしています。
テレビ出演歴もあり、有名アーティストのバックダンサーの経験もあります!
平井堅のバックダンサー
2017年のNHK紅白歌合戦のステージでのダンス、印象的でした!
この年に平井堅さんが歌った曲は「ノンフィクション」、哀愁漂うステージに大前光市さんの義足ダンスが話題になりました!
そして「大人のバレエ教室」も大前光市さんの活動のひとつ。
片足のないことで磨いた体のバランス感覚と、自身の経験から大人にバレエを教えているんです。
片足を失くして挫折していた時の「うまく踊れないことで相手にされない人の気持ち」を知ったことを踏まえて教えてくれるバレエ教室は大人気!
「バレエは小さい頃から習うもの、今更習っても、、、」という固定概念は大前光市さんには必要ないんですよ。
大人になってから習ってみたい人、バレエ経験者の人でさらに上達をしたい人が大前光市さんのもとを訪れるんです。
小学校へ招かれて講演会も行っています。
「自分の長所を活かそう」という話を自分の体験談を交えながら子供たちに話します。
大前さんのユーモア溢れる話を、子供たちは楽しそうに聞いています。
「片足がないのに明るくて元気」
と訪問先の子供に言われるくらい、大前光市さんは自身の経験を生き生きと話してくれます。
大前さんが辛い経験をしっかりと受け止めているからこその言葉はとても響いてきます。
義足ダンサー大前光市さん、リオパラリンピック閉会式でのパフォーマンス
障害をもつパフォーマーとして大前光市さんが出演!
リオパラリンピック閉会式は日本時間で 9月19日(日)に行われました。
閉会式のパフォーマンス、素晴らしかったです!
大前光市さんのダンスが世界に発信されたことも何だか日本の誇りのように感じました。
パフォーマンスは2020年の東京パラリンピック選手達の映像からスタート。
義足モデルのGIMICO(ギミコ)さんが登場した後に大前光市さんのダンスパフォーマンスがありました。
>>義足モデル『ギミコ』の障害の原因は?リオパラリンピック閉会式に出演!
大前光市さんの足先が光る義足が印象的でした!!
ダンス、滑らかな動きとダイナミックな動きで観客も盛り上がっていました。
このリオパラリンピック閉会式のために練習を重ねた連続バック転も成功!(3回も!)
これが義足で踊るダンスなのかという驚きが世界に伝わったのではないでしょうか。
ラストで中央に集まるパフォーマーの中で大前光市さんの七色に光る義足が目を惹きましたよ。
本当にとてもいいパフォーマンスでした!
まとめ
・大前光市さんは、ダンサーとしてこれからという23歳の時に、飲酒運転の車に轢かれて左足を切断することになりました。
・現在は自身の経験から「大人のバレエ教室」を開いて先生をしたり、プロダンサーとして舞台にも出演しています。
障害を負ったことで自分の体について研究、そこからプロダンサーへという、今までに例をみない前向きな義足のダンサーです。
プロダンサーの夢を叶えた大前光市さんのリオパラリンピック閉会式でのパフォーマンスが世界にも届いたこと、嬉しく思います!
大前さんのテレビ見させていただいて〜
ただの感動という言葉では済ませたくありません
心から〜今からの時代の先駆者と思えています。
これから〜エールを送らせていただきたいと思います。
我愛する息子はダウン症ですが、障がい者と思われたくない!その言葉の奥底にあるもの
私も母親としてこれからの力をいただきました。
心から有難うございますを言いたくて〜☺️♀️長々と失礼しました。これからの大前様の御健康をお祈りさせていただきます。い
渕上典子さん、コメントありがとうございます!
辛いことを乗り越えた先の光を見せてくれている大前光市さんの活動は素晴らしいですね!
私も苦しい時に大前光市さんの存在とパフォーマンスを見て力をもらったうちの一人です^^
もっともっと大前光市さんの想いがたくさんの人に伝わるように活動を応援していきたいですね!
とてもステキな感想をありがとうございました!