東京オリンピック2020公式ポスターのデザインは誰?職業や経歴まとめ!

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2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック公式アートポスターのデザイナーがとても豪華!

「東京2020 公式アートポスター・プロジェクト」に選ばれたアーティストをまとめました!

 

東京オリンピック・パラリンピック2020の公式アートポスターはどこで見れられる?

「東京オリンピック2020」の公式ポスターをデザインを担当するのは

  • 東京オリンピック11名のアーティスト
  • 東京パラリンピック8名のアーティスト

合計19名アーティストが「東京2020公式ポスター」のデザインを担当します!

 

完成した公式アートポスターは、期間限定で展示中です。

・場所:東京都現代美術館のエントランスホール

・期間:2020年1月7日~2020年2月16日

「東京オリンピック・東京パラリンピック2020」の公式アートポスターを描いたアーティストのそれぞれの職業と簡単な経歴をまとめました。

 

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東京オリンピックの公式ポスターを手掛ける11名のデザイナー

  • 浦沢直樹:漫画家
  • 大竹伸朗:画家
  • 大原大次郎:グラフィックデザイナー
  • 金澤翔子:書家
  • 鴻池朋子:アーティスト
  • 佐藤卓:グラフィックデザイナー
  • 野老朝雄:美術家
  • ホンマタカシ:写真家
  • テセウス・チャン:アートディレクター
  • ヴィヴィアン・サッセン:写真家
  • フィリップ・ワイズベッカー:アーティスト

 

●浦沢直樹(うらさわ なおき):漫画家

1983年に漫画家デビューして36年!オリンピックイヤーの来年は60歳と還暦になります。

代表作は、「YAWARA!」「MONSTER」「20世紀少年」など、スポーツ漫画家からミステリーなどどんなジャンルでもヒットさせています!

ちなみに「YAWARA!」は、バルセロナオリンピックが描かれています。田村亮子(現在は谷亮子)選手の愛称の元となった漫画です。

>>「東京オリンピック」マスコットキャラの名付け親は誰?海外の評判は?

 

●大竹伸朗(おおたけ しんろう):画家

1955年生まれの現在63歳。

「ビル景」というビルディング(建物)を題材にした絵画を80年代から数多く作品にしてきました。

「ビル景」を集めて2019年に個展を開催したばかりです。

絵画の他、写真や映像などのアート作品も手掛ける現代美術家でもあります。

 

●大原大次郎(おおはら だいじろう):グラフィックデザイナー

1978年生まれの現在41歳。

タイポグラフィという「活字を適切に配列する」という文字を整える技芸を元に文字のデザインを手掛けています。

山岳写真と文字を組み合わせた作品、音楽家とのパフォーマンスなど、ジャンルの違うアーティストとのコラボ作品も数多くあります。

2014年にグラフィックデザインの優秀な若手デザイナーとしてJAGDA新人賞を受賞しています。

 

●金澤翔子(かなざわ しょうこ):書家

1985年生まれの現在34歳。

出身は東京都目黒区、小学校の同級生にセカイノオワリのFukaseさんとNakajinさんがいます。

新生児の時に敗血症にかかり、ダウン症と診断されながらも書家の母に師事し5歳から書道を始めました。

2001年には出品した「舎利札」が金賞を受賞!学生書道としての最高位でした。

2009年に建仁寺に「風神雷神」を奉納した時は、国宝「風神雷神図」の隣に展示されて話題となりました!

2012年、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を書いています。

 

●鴻池朋子(こうのいけ ともこ):アーティスト

1960年生まれの現在59歳。

東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業

絵画、彫刻、絵本、アニメーションなどを使って現代の神話を制作しています。

静かで美しい絵画はドキッとするような表現で、この先にあるものは何なのだろうと自然に考えてしまう作品に感じました。

 

●佐藤卓:グラフィックデザイナー

1955年生まれの現在64歳。

お菓子や食品などのパッケージデザインなど、誰もがどこかで目にしたことがるような日常にあるもののデザインを手掛けています。

明治おいしい牛乳、ロッテのキシリトールガムなどのパッケージデザインや、NHK「にほんごであそぼ」のアートディレクションも担当しています!

 

●野老朝雄(ところ あさお):美術家

1969年生まれの50歳。

東京オリンピック・パラリンピックの公式エンブレムのデザインを手掛けたのはこの人!

幾何学原理に基づいて定規やコンパスで再現できる模様の作品は有名になりました。

個人的には新しくなった大名古屋ビルヂングの下層部のガラスパターンが野老朝雄さんデザインということが嬉しいです^^

 

●ホンマタカシ:写真家

1962年生まれの56歳。

何気ない日常を切り取ったようなどこにでもある風景、映し出された風景の絶妙な距離感が特徴的な写真作品です。

個人的にNHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」の「なにしてるの?おじさん」の写真がホンマタカシさんだということを知ってニヤリとしました!

 

●テセウス・チャン:アートディレクター

シンガポール生まれで現在58歳。

2006年にシンガポールで栄誉あるデザイン賞「プレジデンツ・デザイン・アワード」でデザイナーオブ・ザ・イヤーを受賞しています。

「シンガポールの国宝」と呼ばれるアーティストでもあります。

紙を使ったアート表現も話題で、自身が手掛ける雑誌「WERK」を服のように着られる雑誌にしたりと斬新さがすごい!

 

●ヴィヴィアン・サッセン:写真家

オランダ出身、1972年生まれの47歳。

幼少期を南アフリカで過ごした経験があります。

ファッションフォトグラファーとしての活動も有名で「ミュウミュウ」「ルイ・ヴィトン」など有名ブランドとも仕事をしている写真家です。

 

●フィリップ・ワイズベッカー:アーティスト

1942年生まれの77歳!

フランスパリ、スペインバルセロナを拠点に活動するアーティストです。

素朴なタッチのイラストは、シンプルな洗練された日常が描き出されています。

日本での仕事も多く、JR東日本、とらやの広告も手掛けたことがあります。

 

東京パラリンピック2020公式ポスターのデザイナーは誰?

2020年、東京パラリンピックの公式ポスターを手掛けるアーティストは8名!

  • 荒木飛呂彦:漫画家
  • 柿沼康二:書家
  • GOO CHOKI PAR:グラフィックデザイナー
  • 新木友行:アーティスト
  • 野老朝雄:美術家
  • 蜷川実花:写真家・映画監督
  • 森千裕:美術家
  • 山口晃:画家

 

荒木飛呂彦(あらき ひろひこ):漫画家

1960年生まれの59歳。

漫画家デビューは1980年、代表作は人気作品「ジョジョの奇妙な冒険」!

アートのような色彩と構図が特徴なので、公式ポスターが出来上がるのが今から楽しみで仕方ありません!

 

柿沼康二(かきぬま こうじ):書家

1970年生まれの49歳。

5歳から書道を始めました。

2007年NHK大河ドラマ「風林火山」の題字を手掛けています。

テレビ出演は、NHK「トップランナー」、「情熱大陸」「たけしの誰でもピカソ」「課外授業 ようこそ先輩」など。

 

GOO CHOKI PAR:グラフィックデザイナー

東京で活動する浅葉珠、飯高健人、石井伶の3人のグラフィックデザイナーの総称が「グーチョキパー」!

パルコや音楽フェスのポスターなどの作品は一度みただけでも鮮やかでダークな色彩がインパクト大です!

 

新木友行(あらき ともゆき):アーティスト

1982年生まれの37歳!

格闘技が大好きで、プロレスやボクシングなどを題材にした作品が多く制作されています。

色鉛筆を使った色彩と輪郭を描く黒い線、試合の瞬間を捉えた構図が格闘技の一場面が浮かび上がってくるようです!

ダイナミックで躍動感のある作品に思わず目が止まってしまいました!

 

野老朝雄(ところ あさお):美術家

東京オリンピックの公式ポスターのデザイナーと両方担当しています。

 

蜷川実花(にながわ みか):写真家・映画監督

1972年生まれの47歳!

多摩美術大学美術学部グラフィックデザン学科を卒業。ビビットな色を取り入れた作品は目にかなり刺激的です!

写真家の他、2007年「さくらん」で映画監督デビューしています。

演出家の蜷川幸雄さんの娘ということも有名です。

2016年、リオパラリンピック閉会式に登場した義足モデルのGIMIKO(ギミコ)さんを撮影した作品を拝見したことがあります!

>>「リオパラ閉会式」ギミコの障害の原因は?義足モデル画像!

 

森千裕(もり ちひろ):美術家

1978年生まれの41歳。

絵画、写真、立体的な作品や映像作品などがあります。

独特なセンスでコミカルでユニークな作品が特徴です。

常識ってなんだろう?と深く考えてしまうシリアスな面が浮かび上がる不思議なアートを見ました!

 

山口晃(やまぐち あきら):画家

1969年生まれの50歳。

「平安時代」の絵巻物を見ているような絵をよくみると「現代風」のものが描かれているという作風が特徴です。

京都の町並みもよく見ると「ショッピングモール」だったりというトリックアートを見ているような気分になりました。

じっくりと眺めたい面白い作品、東京パラリンピックのポスターが出来上がるのがすごく楽しみなアーティストの一人です!

 

まとめ

東京オリンピック・パラリンピックの公式ポスターのデザイナーは、「東京オリンピック」で11名、「東京パラリンピック」で8名のアーティストが参加します。

公式ポスターは個性豊かな作品が揃っています!

個人的には山口晃さんの東京パラリンピックのポスター「馬からやヲ射る」がお気に入りです!淡い色合いだけど力強くてカッコいいです!!

公式アートポスターの完成で、2020年の東京オリンピック・東京パラリンピックの開催がますます楽しみになってきました!

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