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男子フィギュアスケートの世界を描いたアニメ
「ユーリ!!! on ICE」
リアルなスケートシーンが満載で、魅入ってしまいます!
アニメで選手たちの演技の振付は、宮本賢二さんが担当しています。
日本の有名選手の振付を担当したりと売れっ子振付師さんです。
今回は、普段の振付と違ってアニメのキャラクターの振付ということで苦労もあったみたいです。
キャラクターになりきって深夜に踊る宮本さんのお話、なかなか興味深いです!
「ユーリ!!! on ICE」で選手たちの振付を担当した宮本賢二さんについて調べてみました。
目次
フィギュア振付師 宮本賢二さんの経歴
まずは宮本賢二さんのプロフィールからご紹介。
宮本賢二(みやもと けんじ)
生年月日:1978年11月6日
身長:174cm
出身地:兵庫県姫路市
現在は振付師として活躍されている宮本賢二さん、もともとはアイスダンスの選手として活躍した方です。
宮本賢二さんがスケートを始めたのは10歳のとき。
男子シングルの選手として16歳まで競技大会に出場、この頃にアイスダンスも始めます。
1995年にアイスダンスに専念。17歳で出場した全日本ジュニア選手権で優勝。
全日本フィギュアスケート選手権の第70回・71回で2連覇するなど成績を残します。
パートナーの有川梨絵さん引退で新たに都築加奈子さんとカップルを組んで2006年開催のトリノオリンピックを目指しましたが出場は適いませんでした。
>>ユーリオンアイス劇場版タイトル「アドレセンス」はどういう意味?
2006年に引退後、振付師として活躍しています。
今までに振付をしたフィギュア選手(抜粋です!)
・高橋大輔さん
・織田信成さん
・鈴木明子さん
・宮原知子さん
・永井優香さん
など、熟練選手からこれからの若手選手まで振付を担当した経験があります。
>>高橋大輔アイスダンスのコーチや振付は誰?村元哉中の元パートナーや成績は?
フィギュアスケート振付師 宮本賢二さんはどんな人?
関西出身ということもあって明るくてぶっちゃけトークもしてくれるサービス精神をお持ちの方という印象です。
真面目なフィギュアスケートの話もしてくれるのですが、「振付師」という職業はあまりしている人がいないので「独占企業」のように儲かると言っていました。
鈴木明子さんが現役当時に「引退したら振付も仕事にしたい」と発言した時に宮本賢二さんは慌てていました。何を焦っていたのか、その姿が可笑しかったです(笑)
そして、今回の「ユーリ!!! on ICE」でアニメの中のキャラクターを振付することになりました。
フィギュアの世界にいる人の協力を得られたこと、すごいなと思いました。
アニメの中でもフィギュアスケートの世界がよりリアルに感じることができます。
これも宮本賢二さんがアニメ制作に関わってくれたおかげなんですね。
>>「ユーリオンアイス」2期や劇場版はある?勇利引退やヴィクトル復帰を考察!
宮本賢二さんが「ユーリオンアイス」の振付を引き受けたきっかけは?
監督である山本沙代さんが宮本賢二さんに「ユーリ!!! on ICE」の振付をお願いしたのは、以前にも一緒に仕事をしているからのようです。
若手クリエーターがショートアニメを出品する「日本アニメーター見本市」
2015年に山本沙代監督は「ENDLESS NIGHT」(原作:上條淳士)というフィギュアスケートの作品を制作しています。
このアニメの中でのスケートの振付を宮本賢二さんが担当したことで、今回のことにも繋がったのでしょうね。
原作の久保ミツロウさんは、宮本賢二さんのことを、
フィギュアスケートに関わる中で中心にいる先生が「フィギュアスケート界を良くしたい」という熱い思いをもって参加して意見をくださったことに感謝していました。
「ユーリ!!! on ICE」のリアルなフィギュアスケートの世界に貢献している人の一人なんですね。
>>「ユーリオンアイス」主題歌の歌詞の意味は?アニメ使用曲やEDの歌手も調べた!
「ユーリオンアイス」のキャラクターになりきって滑る宮本賢二さん!
そんな宮本賢二さんが振付をした演技はどんな風にアニメになっていったんでしょうか。
アニメ「ユーリ!!! on ICE」はCGなしで製作!
手書きにこだわっていることで実物の演技を6方向から撮影して、アニメに起こすという作業になっています。大変や!!
実物の演技=宮本賢二さんが滑るということで、なんと20曲分も振付があったということです!
撮影の為に2週間の合宿、宮本賢二さんは普段の仕事もあるので深夜から朝にかけて毎日2曲分ずつ撮影を行いました。
「最初は辛かった、、、」と宮本賢二さん。
でも製作スタッフのチームワークの素晴らしさに感動。
「賢二ガンバ!」と声をかけてくれたりと、次第に撮影が楽しくなっていったそうです。
キャラクターごとの振付ということで
普段、選手は見て話して振り付けしますけど、今回は久保先生からキャラクターの特徴をいっぱい聞いていたので、その選手になりきって僕は踊ってました。
宮本賢二さんは演技を始める前の演技もして、キャラクターに近づけていたそうです。
演技の前にコーチとハグをする選手、コーチの言うことを聞かずにスタートする選手、試合前に観客に投げキッスする選手、などなど。
この仕草たちは「ユーリ!!! on ICE」の登場人物の誰に当てはまるんでしょうねー。
アニメを見てのお楽しみですね♪
選手によって性格や演技スタイルが違うことを、実際の振付の現場でも体感している宮本賢二さんなら出来るんですね!
選手としての経験もあるので、アニメを見た感想も「本当に楽しめた」と言っています。
ちなみに、アニメのアフレコは、宮本賢二さんの演技の映像を見ながらしているんだとか。
宮本賢二さんの「ユーリ!!! on ICE」の貢献度、高いですね!!
ちなみにオープニング曲「History Maker」の振り付けは、8,9話に登場するイタリアのミケーレ・クリスピーノの振りと合わさったものなのだそうです。
「3拍子が同じだから」と宮本賢二さんが発言しているのでおそらくミケーレのショートプログラムの方の振り付けだと思います。
それを見比べてみるのも面白いですねー!
宮本賢二さんは、海外選手から「ユーリ見てるよ」「ユーリの賢二だ」と声をかけられるようになったそうで「ユーリ!!! on ICE」はリアルスケーターにも浸透している様子です!
宮本賢二さんの「ユーリ!!! on ICE」での貢献度は素晴らしいですね!
>>「ユーリオンアイス」海外スケーターの反応は?感想や選手のコスプレ姿も!
まとめ
・「ユーリ!!! on ICE」の振付を担当している宮本賢二さんは、アイスダンスで全日本フィギュアスケート選手権で2連覇をするなどの成績を残す選手でした。
・引退後は、フィギュアスケートの振付師として活動しています。
・アニメにフィギュアスケートの演技を起こすために、20曲分の演技を深夜から朝にかけて約2週間で撮り終えました。キャラクターの細かい演技もこなすなど「ユーリ!!! on ICE」のリアルな演技シーンに貢献しています。
宮本賢二さんが振付ということを知って、「このアニメ、本気だ!」と感じましたよ。
原案の久保ミツロウさん、監督の山本沙代さんのこだわりを見事にやり遂げた宮本賢二さんの振付が光る「ユーリ!!! on ICE」の本編をこれから楽しみに見ていきましょう!