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マダニに感染した野良猫に噛まれた人が死亡したというニュース、驚きました。
動物から人へマダニのウィルス感染で死亡例がでたことは世界初の出来事ということです。
SFTSという感染症、人に感染した場合の初期症状ってどんなでしょうか。
今回は野良猫がマダニに感染していたということですが、
飼い猫でもマダニに感染するケースはあるの?
マダニ感染と人と飼い猫の疑問なとことを調べてみました!
目次
マダニはどこにいる?特徴や死亡する確率は?
マダニは、主に屋外に生息しています。
マダニのいる場所は、森林、ヤブ、など草木が多いところ。
マダニの活動は、暖かくなる春~秋にかけてが活発です。
どんな姿をしているかというと、ノコギリのようなギザギザとした口が特徴。
小さいので目で判断するのは少し難しいですが、血を吸った姿は体長1センチほど大きくなります。
マダニに噛まれたことにより発症するマダニの感染症SFTSですが、どんな症状が出るのかまとめてみました。
病名:重症熱性小板減少症候群(SFTS)
・初期症状:感染から6~2週間の間に発熱、体のだるさ
・重篤な症状:意識障害、出血
・死亡確率:6~30%
症状が重くなるのは、50代以上(高齢の方)の方が多いという事例があります。
今の段階では、マダニの感染症に効く薬はありません。
これまでに200人以上がSFTSに感染したという報告がありますが、全ての人が亡くなっているわけではありません。
SFTSの死亡例があったので大きく取り上げられていますが、マダニに噛まれたら他にも起こり得る病気が存在します。
【SFTC以外のマダニからくる感染症】
- 日本紅斑熱
- ライム病
- ダニ麻痺症
- バベシア症
- Q熱
- 野兎病
個人的にですが「ライム病」は最近になって聞く病名のような気がします。
カナダ出身の歌手アヴリル・ラヴィーンさんが発症しましたが、無事に完治した病気でもあります。
マダニが飼い猫に感染したかどうか判断するには?
猫を飼っている人にとっては、今回の話題はかなりショッキングだったと思います。
「野良猫」が感染していたと聞いて安心しましたか?
ここで安心はしないでください!
もしかたら飼い猫も感染しているかもしれません。
マダニに感染していないかチェックする方法を紹介です。
【マダニに感染した時の症状】
・マダニに噛まれた箇所の痛みとかゆみ
・歩行障害
・貧血(重症の場合)
飼い猫にこういった症状が出た場合は注意が必要です。
普段の猫の様子を見ていて、いつもと違う行動をしていた場合も気をつけてください。
【ダニがいるかも?こんな症状は注意!】
- 毛づくろいを頻繁にするようになる
- 毛づくろいの仕方が引っかくようなしぐさになる
- 耳が黒ずんでいる
- 皮膚が赤くなっている
- 毛に黒い点、白いフケなどがついている
- 寝ていたと思ったら突然飛び起きて毛づくろいを始める
など、こんな行動をしていたらダニの仕業かもしれません。
よく見ていてあげてください。
猫を飼っている方なら、ダニの予防薬はしている人も多いと思います。
ですが、マダニに感染した場合はすみやかに獣医さんに診てもらいましょう。
もし飼い猫の皮膚にマダニを発見した場合は、絶対に触れないように!
潰すと病原菌が広がる可能性があるので潰してはいけません。
火であぶったりしても皮膚からマダニを引き剥がしにくくなってしまうので逆効果です。
- マダニには触らないこと!
- 獣医さんに診てもらうこと!
これを守ってください。
飼い猫のマダニ予防方法と人への感染を防ぐには?
飼い猫は、家飼いですか?
外へも出していますか?
病気を持ち込まないために外へ出すということをやめること。
毛を梳いたり、お風呂にいれたり飼い猫さんを清潔な毛の状態にしておきましょう。
いつダニが訪れてもすぐに分かる対策を取るといいです。
毎日のブラッシングだけでも違います。
猫と一緒に食卓で食事するのはやめる
口から口への感染の可能性もあります。
猫を飼っている家庭では、食卓に猫が乗ることも当たり前の光景ですができるだけ避けましょう。
【人が猫からの感染を防ぐ方法】
野良猫をどうしても触る場合は、手袋を持参しましょう。
野良猫の保護活動をしている方などは、少しの工夫で済むので準備をしておくといいですね。
普段から飼い猫さんの体調をチェックすることも大事です。
飼い猫との安全な暮らしを守るためにも、マダニについては良く知っておくといいですね。
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まとめ
マダニに噛まれた初期症状は、6日ほどで発熱があります。
SFTSに感染しても死亡する可能性は6~30%という現状です。
飼い猫がマダニに感染する可能性は、0ではありません。
外から飼い猫がマダニを連れ込まないように対策をしてください。
今まで他人事たと思っていたマダニの感染症。身近になって慌ててしまいました。
感染を広げないことも大事なので、無闇にマダニに触らないようにしてくださいね。