平昌オリンピックで行われる「スケルトン」という競技、知っていますか?
リュージュやボブスレーのようにソリのような乗り物に乗ってタイムを競う競技です。
あまり聞き慣れないですが、日本代表選手が男女合わせて3人出場します!
スケルトンのルールや、日本人選手の実力は?
競技に使うヘルメットが面白いデザインだと話題です!
平昌オリンピックの種目「スケルトン」について調べてみました!
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スケルトンのルールと日本からの出場選手は?
スケルトン競技を簡単にいうと、生身でソリに乗ってコントロールしながらコースの早さを競う競技です。
リュージュと違うところは、うつ伏せになった状態で前向きにソリに乗るというところ。
前を向きながらコースを瞬時に読んで膝、肩で細かく操縦して無駄のない滑りを目指します。
スケルトンという名前の由来は、この無防備な競技スタイルによるものかもしれないですね。
ソリに乗っても選手が丸見えで、外を覆うものは一切なし!こんな不安定なソリに乗って猛スピードでコースを滑っていくなんてスゴすぎです!
初めてこの競技を知って、そのスピード感に驚きました。
前向きで滑っていくので、選手たちは怖くないのかと思ったほど。
カーブで勢いよく壁にぶつかりながら滑っていく様子は、いつソリから落ちてしまわなかとハラハラしてしまいます。
スケルトン競技の起源は北アメリカインディアンが冬に荷物を運ぶときのトボガンというソリを利用したことから生まれました。
スケルトン競技の内容は、1,200メートル以上の傾斜のある氷のコースを滑っていく競技です。
コースの長さは1,200から1,300メートル
平均傾斜角度は11~13%
カーブを曲がる時の圧力(G)は、重力の4倍!
速度は、100キロから120キロ!
ソリの滑る速さは、高速道路の車の速度と同じ!!!
そしてあの無防備な競技スタイルということもあって、正式種目から外されていた時期もありました。
2002年のアメリカ・ソルトレイクシティ五輪で再び開催されました。この時、女子種目も追加されています。
男女でのソリと選手との重量の差以外は、条件は同じです。
日本ではあまり馴染みのないスケルトンという競技ですが、平昌オリンピックでは日本代表として3人の選手が出場します。
【男子】
高橋弘篤(たかはし ひろあつ)
- 生年月日:1984年4月13日
- 出身:宮城県
前回のソチオリンピックでは12位という成績でした。
宮嶋克幸(みやじま かつゆき)
- 生年月日:1995年12月27日
- 出身:北海道
2016年全日本選手権の優勝者!世界ランク28位という順位です。
【女子】
小口貴子(おぐち たかこ)
- 生年月日:1984年8月8日
- 出身:東京都
2014年全日本プッシュ選手権優勝
旧姓は大向。2015年に結婚して小口となりました。
19歳でスケルトンに出会いますが、一時は競技者として離れています。
念願のオリンピックの初舞台となります!
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スケルトンに出場する選手のヘルメットが面白い!
スケルトンの特徴は、前向きでうつ伏せでソリに乗るという姿勢!
ヘルメットがなくては、もしソリから落ちてしまった時に大事故に繋がります。
氷のコースと選手の顔までは約4センチ!
かなり氷と近いことがわかります!
こんな姿勢で臨む競技、選手たちの気合はヘルメットにあらわれているみたいです!
かなり攻めているデザインのヘルメットは、競技も気になるけどヘルメットの方がもっと気になる(笑)
顔の出ている透明な部分を上手く使ったデザインは思わず魅入ってしまいます!
これは選手それぞれがデザインにこだわって使っているんだろうなー^^
どんな意味があるのか、聞いてみたいところです(笑)
スケルトンという競技と一緒に選手のヘルメットにも注目してみてください!
※注:競技中はきっと速すぎてヘルメットまで見れないかもしれません(笑)
スケルトン競技の日程は
・男子
2月15日、16日(メダル決定日)
・女子
2月16日、17日 (メダル決定日)
男女とも4回戦まで行われます。
男子は、午前中に競技が行われますが、女子のほうは20時以降という夜の時間帯に競技が行われる予定です。
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まとめ
平昌オリンピックのソリ種目スケルトンは、1200メートルのコースを前向きうつ伏せに乗ってタイムを競う種目です。
日本選手は男子は高橋弘篤選手、宮嶋克幸選手、女子は小口貴子選手が出場します。
100キロ以上もスピードが出るなか、コースを読んで膝や肩で操縦しながら滑っていくという細かい技術も必要なスケルトンはリュージュやボブスレーとは違った面白さがあります。
そして観戦する楽しみとして、各国のスケルトンに出場する選手の面白いデザインのヘルメットも注目してみてください!
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