漫画家水野英子の現在や年齢は?トキワ荘にきた理由や代表作は?

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2018年の24時間テレビスペシャルドラマ石ノ森章太郎物語」が放送されます。

石ノ森章太郎や手塚治虫、赤塚不二夫も住人だったという「トキワ荘」に女性でただ一人住んでいたのが水野英子さんでした。

水野英子さんは現在は何をしているの?

トキワ荘の住人になった経緯や「女版 手塚治虫」と言わた作品はどんな漫画?

女性が作者の少女漫画家の先駆けとして活躍した水野英子さんについてまとめました!

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水野英子さんは今何してるの?

水野英子さんのプロフィールを紹介です。

水野英子(みずの ひでこ)

  • 生年月日:1939年10月29日
  • 出身:山口県下関市
  • 年齢:78歳(2018年現在)

 

水野英子さんは、現在78歳!

今現在も漫画を描いています!

「マンガ図書館Z」で水野英子さんの作品を無料で読むことができます。

漫画家デビューが15歳の時なので、漫画家になって63年になるんですね!

 

水野英子さんが漫画家デビューしたのは、1955年、15歳の時。

デビュー当時は故郷の山口県下関市で仕事をしながら漫画を描くという兼業作家でした。

3年後には「銀の花びら」がヒットします。

この頃に「トキワ荘」の住民になり、先に住人だった石ノ森章太郎と赤塚不二夫と合作漫画を制作することになります。

水野英子・石ノ森章太郎・赤塚不二夫で描いた漫画のペンネームは「U・マイア」

ペンネームの由来は、ワーグナー好きの3人がドイツ名「マイヤー」を候補に上げたことと、ドイツよみの「U(うー)」をつけて「うまいやー」に、

それから「水野のM(ま)」「石ノ森の(い)」「赤塚不二夫の(あ)」をとって「マイア」ともじったことからでした。

このエピソードから3人は仲が良かったのかなーと思えてきます^^実際に本当に仲良しで3人で喫茶店でコーヒーを飲んだり映画を見に行ったりしたのだそうです。

【石ノ森章太郎物語】トキワ荘の漫画家は誰がいた?キャストと代表作も

 

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「トキワ荘」初の女性漫画家となった経緯は?

水野英子・石ノ森章太郎・赤塚不二夫のペンネーム「U・マイア」として漫画を描き始めた頃は、水野英子さんはまだ故郷の山口県にいました。

マンガ原稿を郵送したりするやり取りに手間がかかったことから、担当編集者が水野英子さんを東京の「トキワ荘」に呼び寄せることを提案します。

合作漫画の企画をした担当編集者が水野英子さんのために、トキワ荘の部屋を確保して敷金礼金も払って準備をしてくれています。

 

水野英子さんが「トキワ荘」の住人だったのは1958年3月から10月までの7ヶ月間。

実家の家族が心配するので一度山口県へ帰っています。

その後、東京へ再び上京して別の下宿先に住むことになりましたが「トキワ荘」の住人との交流は続いていきました。

【石ノ森章太郎物語】トキワ荘の漫画家は誰がいた?キャストと代表作も

 

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女性漫画家のパイオニア!水野英子さんの代表作は?

水野英子さんを代表する漫画は

  • 星のたてごと
  • ハニー・ハニーのすてきな冒険
  • ファイヤー!

などです。

 

「ハニー・ハニーのすてきな冒険」は、1981年にアニメ化「ファイヤー!」は、「小学館漫画賞」を受賞しています。

「ファイヤー!」は、当時の少女漫画では珍しい「ロック(音楽)」をテーマにした作品。プログレッシブロック好きでピンク・フロイドがお気に入りだった当時の水野英子さんの髪型はフワッフワのアフロ!


出典:https://croissant-online.jp

先生、めっちゃロックしていますね!!

「虚飾を脱ぎ捨てて生まれたままの、あるべき姿に戻ろう」というロックのメッセージを込めて、少女漫画には珍しい男性の裸を描いたりと話題の作品でした。

 

水野英子さんは、女性が少女漫画を描くという流れを作った女性漫画家のパイオニア!

当時は「トキワ荘」出身の漫画家 手塚治虫さんなど男性漫画家が描く少女漫画が多くありました。男性が主流だった「少女漫画」を女性が描くということは今は当たり前ですけど当時は斬新だったんですね!

 

さらに少女漫画のキャラクターの瞳の中に「星」を描いて輝かせるという描き方をしたのも、水野英子さんが最初と言われています。

水野英子さん自身はこのことを「手塚治虫さんの『リボンの騎士』のサファイアを見て描いた」と言っているんです。

それでも、「大きな瞳にキラッと輝く星」を印象的に描くことを浸透させたのは水野英子さんなんでしょうね^^

「石ノ森章太郎物語」トキワ荘の現在は?どうして漫画家ばかりいたの?

 

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まとめ

女性漫画家水野英子さんは現在78歳で現役の漫画家です!

「トキワ荘」の住人になったのは、石ノ森章太郎さんと赤塚不二夫さんと合作漫画を描くためでした。

水野英子さんの代表作は「星のたてごと」や「ハニー・ハニーのすてきな冒険」、「ファイヤー!」など、作品ごとにガラッと内容が変わる少女漫画にとらわれない作風が特徴です。

水野英子さんのロック好きには驚きましたが、少女漫画家として型にはまらない作品を描く原点のような気がして面白い発見だなーと嬉しく思いました^^

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