24時間テレビドラマ虹色のチョーク原作を読んだ感想!障がい者を世の光に!

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2023年の24時間テレビで放送されるスペシャルドラマ「虹色のチョーク」

この原作本「虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡」を読みました。

「日本理化学工業」の取り組み、働く人への優しさに、とても感動して何度も涙が溢れました。

「福祉」、「働くこと」、そして「幸せ」とは何か、本当の意味を知ったように思います。

2023年「24時間テレビ」のドラマ「虹色のチョーク」の原作本を読んだ感想をまとめました。

 

24時間テレビ「虹色のチョーク」原作本を読んだ感想!障がい者が働く幸せは私たちの幸せに繋がること

2023年に放送される24時間テレビのスペシャルドラマ「虹色のチョーク」は、原作があります。

原作といっても、物語ではありません。

24時間テレビのドラマの舞台となった実際のチョーク工場「日本理化学工業」を著者の小松成美さんが取材したものをまとめた本です。

[どうして障がい者が働く工場になったのか]

日本理化学工業の現在の社長 大山隆久さん、その父で障がい者雇用を始めた会長の泰弘さんの話が中心になっています。

そして、障がいを持つ従業員とその家族たちが「日本理化学工業」にどんな思いを抱いているのかが書かれていました。

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白、赤、青、黄、緑、学校で目にしたチョーク、

この学校用品をJIS規格に沿って正確に作っている知的障がい者たちの素晴らしい仕事振りを知って驚きと感動の連続でした。

人に優しくて美しい商品を作る人たちは、心もとても美しいんだということも感じました。

そして障がい者雇用を50年以上も続けているこの会社の取り組みの素晴らしさを知って、世界中の会社がこうだったら世界は平和になると本気で思いました。

 

日本の障がい者福祉を切り開いた第一人者 糸賀一雄さんの出版本がこの本の中で紹介されています。

本のタイトルは、

「この子らを世の光に」

・この子=障がい者

そして、「世の光に」という言葉が続きます。

障がい者に光を当てる、とは言わずに

障がい者の存在が「光」となって世の中を照らす

そう糸賀一雄さんは、伝えています。

「日本理化学工業」の会長 大山泰弘さんは、この本を読んで

彼らこそ世を照らす光になるはず

知的障がい者雇用の真髄

こう思ったんだそうです。

 

「日本理化学工業」の会長が始めた障がい者が60歳まで働ける仕組みは、日本が世界に誇れるものだとすごく感じました。

この会社で働く障がい者が感じる幸せは、健常者である社員に、この会社の社長に、会長に、そしてその家族にも伝わっていくとこがとても素敵だと思いました^^

とくに障がいを持つ子供が生まれたことで苦悩する母親の救いになるところが本当に感動しました。

日本理化学工業は、障がい者が働くことの意味、そしてその答えをしっかり示していると思います。

障がい者を「かわいそうな人」「補助してあげる存在」という扱いをせず、ひとりの働く人として工場での役割を全うさせているところがすごいです!

逆に、健常者の社員たちが一生懸命働く彼らの姿に感動しているのだという事実を知って、障がい者一人ひとりの個性は社会の役に立つということがよくわかりました。

障がい者の個性が生きる仕事を見つけるということに心を砕いた日本理化学工業の大山泰弘会長の人を思いやる心に感動しきりでした。

健常者にはない集中力、洞察力、それを維持する時間の長さ、この特技を伸ばすことでこの会社で作るチョークは職人が作った美しい作品になっているんだと感じました。

 

障がい者の家族の話にも感動しっぱなしでした!

障がいを持つ我が子を思う母親、その子の将来に不安を抱える家族の葛藤を知って、障がい者のことをより知ることもできました。

その我が子が「会社のエースです」と言われる喜び、そして会社に必要とされている存在であることの安心感、母親、そして家族にとって本当に本当に素敵な会社だと思いました。

たくさんの喜びや幸せを感じながら働く障がいをもつ人たち、その姿がまた健常者の心に届いて幸せが広がる、そんな会社どこにもないと思いました。

 

日本理化学工業は、世界に誇れる素晴らしい会社だと思いました!

誰もがこんな気持ちで働けるなら、世界は平和にしかならないんだろうと本気で思いました。

健常者も障がい者も同じ気持ちで働ける場所、日本理化学工業の取り組みが全世界の人たちに届くようにと思いました。

 

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「24時間テレビ2023」ドラマ「虹色のチョーク」原作本の印象に残った言葉まとめ

2023年の24時間テレビのドラマ「虹色のチョーク」の原作を読んで、感動して感動して何度も読み返す部分も多かったです。

本当に心に刺さる素敵な言葉もたくさんありました。

「虹色のチョーク」を読んで、印象に残った言葉をまとめました。

 

最初に感動したのは、日本理化学工業の会長 大山泰弘さんの言葉

人は仕事をすることで、人の役に立ちます。

褒められて、必要とされるからこそ、生きている喜びを感じることができる。

大山会長は障がい者が働く姿を見てこのことに気がつきました。

障がい者だけでなく健常者にも響く言葉に、ここはとても人に優しい会社だと強く感じました。

 

さらに大山会長の息子で現在の日本理化学工業の社長 大山隆久さんは

障がいがありながらも懸命に働く社員から、他には代えがたい幸福を授けられます。

人が人を気に掛け、力になりたいと素直に思えます。

人間に役割はあっても優劣などないと気が付けます。

 

私の使命は働く喜びを決して奪わないこと

障がい者とともに働く日本理化学工業の人たちが感じる気持ちや言葉に触れると、心が洗われるよう」という言葉がしっくりきました。

 

障がいをもつ社員 本田くんとそのお母さんのエピソードには特に感動しました。

お母さんの好きな緑だね

「キットパス」という窓にも描けるクレヨンのような文房具を作る本田くん、彼は「キットパス製造のエース」と会社から言われる存在です。

その息子の働く姿を初めて見たお母さんに、本田くんが掛けた言葉でした。

障がいを持つ子供をもつ親の悩みも、立派に会社の役に立っている息子の姿をみて幸せを感じることができたんだと思って、涙涙でした(/_;)

 

そして健常者の社員 西村さんも、障がい者と一緒に働くことで得られるものがあるという事実にも感動しました。

人はひとりでは生きていけない。

人は人を思い、思われる、その両方があって幸福なのだ

障がい者と働いたことがない社員も、障がいをもった人たちのひたむきで純粋な仕事ぶりを見て、こう思ったのだそうです。

 

大山会長が障がい者雇用に悩んでいたとき、ある法要で出会った住職の言葉は「障がい者を会社で受け入れる」きっかけとなったそうです。

人としての幸せとは、

曰く、物やお金をもらうことが人としての幸せではない

人に愛されること

人に褒められること

人の役に立つこと

人から必要とされること

この言葉を知って、生きることの幸せのすべてが詰まっていると思いました。

障がいを持った人たちが福祉施設で大切にされて暮らすことが幸せのすべてではないと住職が教えてくれました。

 

 

まとめ

2023年の24時間テレビのスペシャルドラマ「虹色のチョーク」の原作本「虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡」を読んだ感想をまとめました。

本当に感動しっぱなしで、読みながら目がずっと潤んでいました^^;

障がい者を身近に感じることがない生活を送っている人は、とくに「障がい者」という概念が大きく変わるんじゃないかと思います。

私個人としては、親戚、同級生、近所にと障がい者に接する機会は少ないかもですがありました。

彼らは「虹色のチョーク」に登場する人たちのように真心があって優しくて純粋な人たちです。

一緒に好きな漫画の話をしたり、美味しいものの話、本当に普段の会話をして笑い合うことができます。

そんな障がい者の光となる日本理化学工業という会社の取り組みが世界に広まると本当に素敵だと思いました。

本当に優しい存在である彼らが輝ける場所がこの先にも多くありますように。「この子らを世の光に」と心から願います。

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