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【清く正しく美しく!】をモットーにどんな芸事も難なくこなす舞台人を輩出する宝塚歌劇団!
その根底には、厳しい試験に合格した後に入学する「宝塚音楽学校」の校則があります。
女性ばかりの集団ということでウワサにも聞くいじめって本当にあるの??
宝塚歌劇団のしきたりや音楽学校の校則についてまとめてみました!
目次
宝塚音楽学校の校則はどんなもの?先輩に対する作法がすごい!
宝塚音楽学校への入学、毎年テレビでニュースになるほど話題ですね。
宝塚音楽学校への合格の道は「ダンス・バレエ・日本舞踊・歌唱」などのスキルを総合して晴れて入学できる狭き門!
音楽学校への入学できる年齢は15歳から18歳。
この短い期間の中で全てチャレンジして合格できない人もいるという厳しい入学条件をクリアして無事音楽学校へと入学できます。
そして、音楽学校の入学と同時にあるのが、厳しい先輩との上下関係。
1年生は『予科生』2年生は『本科生』という呼ぶのですが、先輩の言うことは絶対!という体育会系なみの精神をもっての学校生活となります。
入学した生徒のほとんどが宝塚音楽学校の寮生活を送ることになります。
宝塚音楽学校の生活って怖いイメージがつきまとうのは、やっぱり「女性だけの学校」だからでしょうか^^;
在校生が語る暴露話を元に語り継がれていることがほとんどのようですが、実際のタカラジェンヌのお話を聞くと和気あいあいとした先輩後輩関係を築いている人もいたりします。
どれが本当の宝塚歌劇団の実態なのかわからなくなりますが、、、。
それでも語られるのは厳しい宝塚音楽学校での校則!
「校則」といっても決まりきったものではなく、先輩を敬う「作法」のようなもの。
この「作法」は、長らく先輩から後輩が引き継ぐ形でずっと続いています。
この厳しい校則は人としての礼儀作法などが根底にあると思うので、厳しいといってもそれ超えていくことで後々自分の糧になるものだと感じています。
その1 掃除!
朝9時から授業が始まるのですが、その前に校舎の隅々を掃除することから朝はスタートします。
どこでもいつでも寝転べるくらいにキレイ!と表現されるほどピカピカな床や机!
ホコリはもちろん、髪の毛1本落ちていないように注意しながらの掃除は、ガムテープ、ヘアピンなどの細い棒を使って溝に溜まったゴミも掻き出すというほどの徹底ぶり!
ここまでする理由は、日本舞踊など裸足で行う授業もあるために怪我をしないようにという意味も含まれているのだとか。スゴイですね!
ちなみに「掃除道具」は、歴代使っていた先輩から引き継ぐことになっています。
同じものを長く使うためできるだけ「壊れないように」使うのが鉄則、そして「道具を大切に使う」という鍛錬も含まれているようです。
その2 服装と身だしなみ!
・背筋を伸ばす
・男役志望の生徒はリーゼント、娘役は堅く結んだ三つ編み
・靴下は白の三つ折り
などなど、しっかりと決まっています。
音楽学校の外を歩くときも「宝塚歌劇団」を意識していること!これも大切な規則となります。
その3 礼節!
どんな小さな失敗でも必ず先輩へあいさつ(謝罪)へ行く、というのも入学1年目の予科生の決まりとなっています。
そして、1年生は基本的に校内の廊下などを歩く時は私語厳禁!
本科生(先輩)へ白い歯を見せて笑うことも失礼になるのだとか。
あいさつって人として基本なことなので、はたから見るとやり過ぎ感はありますがこれを行える精神はスゴイです!
宝塚音楽学校の作法が一部廃止!時代に合わせた作法に変更
追記:2020年9月「廃止」された作法が判明!
- 先輩が乗っている(であろう)阪急電車への礼
- 遠くに見える先輩への大声でのあいさつ
- 先輩への返事を「はい」「いいえ」に限定する
- 先輩の前でする眉間にしわをよせて口角を下げる表情
数年をかけて音楽学校での先輩に対する伝統的な作法を撤廃。
時代の流れもあることから、ハラスメントにもなる可能性を鑑みて「廃止」することにしました。
以前は、宝塚歌劇団の沿線を走る阪急電鉄におじぎをする音楽学校の生徒さんが宝塚での風物詩のような存在でした。
電車におじぎをするのは、先輩が乗っているかもしれないからという理由だったんですが、これからはその姿も見ることはなくなりました。
>>【学校へ行こう】宝塚受験で合格のタカラジェンヌは今何してる?現在の活動は?
宝塚音楽学校で先輩からのいじめってあるの?
女性ばかりの集団なので、いじめらしきことはあるんだろうと予想してしまいます。
実際の話でいうと、昭和初期の頃に男役トップスター越路吹雪さんの同期 月丘夢路さんは美人として宝塚歌劇団でも有名でした。
その美しさを先輩にねたまれていじめに遭っていたということがあったそうです。
そんな月丘夢路さんに、天真爛漫な越路吹雪さんは「あんたは3枚目(お笑いキャラ)で行きな」とアドバイスをくれたりしたのだそう。
今でもですが、この頃からも入学から一緒の同期の絆って深いものがあったんですね。
今ではどうかわからないですが、女性の前に人間は誰でも合う人、合わない人といるのは当たり前ですので。
それをあからさまに態度に表す人は、間違いなくトップスターにはなっていない人でしょうね。
先輩と後輩の上下関係を崩さないためにあったこんなエピソードも!
音楽学校時代にモノマネが得意だった大地真央さんは、そのウワサを聞きつけた先輩たちに呼び出され、命令でモノマネを披露させられたことがあるとかw
大地真央さんのモノマネを見た先輩たちは笑いをこらえるのに必死だったそうですw
本当は先輩たちも後輩と笑い合いたいんだろうな(笑)こういうエピソードは面白いですよね!
>>大地真央の宝塚での人気は?相手役の黒木瞳との仲も調べた!
トップスターという地位は、舞台人として優れている以外にも人柄や品格が大切!
容姿端麗、眉目秀麗、そして品行方正でないとトップスターは務まらないです。
清く正しく美しくという精神は、トップスターになるためのものだと思います。
宝塚には闇の部分も多いんだというウワサがありますが、現役で舞台に立っているタカラジェンヌたちは、稽古に一生懸命励んで与えられた役を真摯に演じています。
活躍しているタカラジェンヌたちに、いじめをしている暇はないはずです。
いじめている人って総合的に努力が足らず、その結果、舞台では役ももらえない人がほとんどだと思うので。
夢を売るのがタカラジェンヌのお仕事ですから^^努力や苦労は見せず舞台の上で輝く姿が美しい!
>>【元タカラジェンヌ】明日海りおの性格は?宝塚トップスター時代の人気がすごい!
まとめ
宝塚音楽学校での厳しい校則は、全ては宝塚歌劇団に恥じない立派な舞台人になるための規則!
いじめはあっても、それに負けない、いじめ返さない努力の人がトップスターになれる人!
個人的な意見もたくさん入りましたが(笑)宝塚歌劇の舞台が大好きなので、いろいろと願いも込めて!ステキな舞台をこれからも期待してます!