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2010年に引退した元男子シングルのフィギュアスケート選手ステファン・ランビエール!
引退後、2016年からコーチとして活躍中です。
現在は男子シングル選手宇野昌磨さんのコーチとしても知られていますね。
彼の演技の特徴は、観客を意識して作られた芸術的なプログラムと高速スピン!
そしてイケメンスケーターとして日本でもファンが多くいました!
そんなステファン・ランビエールさんの引退理由や現在について調べてみました!
目次
元フィギュア選手 ステファン・ランビエールはどんな人?コーチをしている選手は誰?
まずはプロフィールから紹介です!
ステファン・ランビエール
生年月日:1985年4月2日
身長:177cm
体重:61キロ
出身国:スイス
所属クラブ:クラブ・デ・パティナール・デ・ジュネーブ
2020年現在 コーチをしている選手
- デニス・ヴァシリエフス(2016年~)
- 島田高志郎(2018年~)
- 宇野昌磨(2019年~)
- 紀平梨花(2020年のみ)
ステファン・ランビエールさんのスケートを表現する言葉は「芸術性」と「高速スピン」!
スピンは「世界一」と言われるほどの速さ!
高速なのに軸がしっかりと取れたきれいなスピンでした。
そして芸術的な美しいプログラム構成で観客を魅了していました。
ランビエール選手の演技は観客を楽しませることを第一に考えられたものでした!
個人的にはトリノ五輪でのシマウマ柄の衣装が今も忘れられません!
フリーの演技曲は「ヴィヴァルディの『四季』」これを聞いてシマウマのイメージが浮かんだのだとか!
いつも観客が驚くプログラムを用意しているランビエールさんは、フィギュア界の中でとても個性的な人でした!
トリノ五輪では銀メダルを獲得!
感極まって涙するランビエールの姿に女性ファンも感動!
本気泣きランビエールの隣にいる金メダリスト ロシアの皇帝プルシェンコの涼しい顔が印象的なオリンピックでした(笑)
ステファン・ランビエールの経歴!選手時代の成績は?
スケートを始めたきっかけは、7歳の時に3歳年上の姉とリンクへ行ったことから。11歳でスイスのノービスチャンピオンとなります。
1997-1998シーズンから「ジュニアクラス」へ上がり、スイス選手権ジュニアクラスを2連覇するという成績を残します。
2001年には世界ジュニア選手権で5位入賞。この時にすでに2種類の3回転+3回転のコンビネーションジャンプをプログラムに組み込んでいました!
【 シニアデビュー 】
2000-2001シーズンからシニアデビュー、スイス選手権で初優勝。
しかし翌シーズンではヨーロッパ選手権で4位となってソルトレイク五輪に出場するも15位、世界選手権で18位と成績の振るわないシーズンとなりました。
2002-2003シーズンから4回転ジャンプを取り入れるようになり、2005年の世界選手権では予選からフリーまで5度の4回転ジャンプを成功させてスイス選手で58年ぶりとなり世界チャンピオンになりました。
2005-2006シーズンの成績は絶好調で、グランプリファイナルで金メダル、ヨーロッパ選手権2位
そして2006年のトリノ五輪で銀メダルに輝くなど世界にランビエールの名前をとどろかせました。表彰台で感極まってボロ泣きしたのはこの時でした(笑)
2006年の世界選手権では、スイス人初の2連覇を達成します。
ステファン・ランビエール2度の引退の経緯と理由は?現在は何してる?
2006-2007シーズンにトリノ五輪で銀メダル、世界選手権2連覇をしたことで競技への情熱が薄れた時期がありました。
成績が絶好調だったことで、その達成感からモチベーションが下がったことが原因のようです。
アイスショーへ出演して自分の進む道を模索していましたが、今後の競技を続けるか悩む時期にショーを観にきた観客の声援を受けて現役続行という気持ちが生まれました。
2007年に世界選手権で銅メダルを獲得。
この時のフリーのプログラム「ポエタ」はステファン・ランビエールの代表作となって今でもアイスショーで披露されています。
プロのフラメンコダンサーに振付けてもらったというこだわりのプログラムで大喝采を浴び逆転銅メダルという結果でした。
素晴らしいプログラムを披露して競技続行の意思を表明して活躍していたのですが、2008年に引退を発表。
理由は、2008年の世界選手権で左足内転筋を痛めたことでプログラムを滑れなくなったことが大きかったようです。
引退の2年後、怪我の具合が良くなったことで2010年のバンクーバー五輪に出場に向けて現役復帰を果たします。
バンクーバーオリンピックでは4位入賞!
このとき、3位となった高橋大輔 選手と0.51ポイント差で惜しくもメダルを逃します。
そして、オリンピックでの結果を受けて2010年3月に2度目の引退表明をします。
引退後
・引退後すぐに出演したアメリカABCの番組「Thin Ice」という番組で荒川静香さんとペアを組み総合3位(視聴者投票1位)となります。
・2010-2011シーズンの高橋大輔 選手のエキシビジョンのプログラム「アメリ」の振付を行いました。
・2016年8月からラトビアの選手デニス・ヴァシリエフスのコーチとして活動中です。
教え子のヴァシリエフスは、2018年平昌オリンピックにも出場!
キスアンドクライでテレビに映るステファン・ランビエールは、コーチの顔をしてヴァシリエフ選手をサポートしていました!
・2018-2019シーズンよりジュニア男子シングルで活躍する島田高志郎選手のコーチに就任!
島田高志郎選手は、2018年のジュニアグランプリファイナルで銅メダルという成績を残しています!!
日本の選手も指導してくれているなんて、親近感が湧いてしまいます^^
・2019年、宮本亜門さん演出のアイスショー「氷艶」に出演!和風の衣装でスケーティングするランビエールはとても素敵でした!
・2019年シーズン中に宇野昌磨さんのコーチに就任しました。
・2020年、紀平梨花さんのコーチに就任。
ステファン・ランビエールの成績まとめ
シニアデビューの2000年から引退の2010年まで約10年の主な成績をまとめました!
【 オリンピック 】
2006年 トリノ五輪 銀メダル
【 世界選手権 】
- 2005年 ロシア・モスクワ大会 金メダル
- 2006年 カナダ・カルガリー大会 金メダル
- 2007年 日本・東京大会 銅メダル
【 ヨーロッパ選手権 】
- 2006年 フランス・リヨン大会 銀メダル
- 2008 クロアチア・ザグレブ大会 銀メダル
- 2010年 エストニア・タリン大会 銀メダル
【 グランプリシリーズ 】
- 2005年 日本・東京 金メダル
- 2007年 イタリア・トリノ 金メダル
まとめ
・ステファン・ランビエールさんは、トリノ五輪で銀メダル、世界選手権で2度金メダル、グランプリシリーズでも2度金メダルという輝かしい成績を残しました。
・怪我により2008年に引退表明、2009年に現役復帰しますが2010年バンクーバー五輪の4位入賞を最後に引退をしました。
・ステファン・ランビエールさんは、観客が楽しむことを第一に考える人で、衣装や振付で印象に残る演技をしてくれる選手でした。
2010年に引退と聞いたときにはまだ早いのに!と思った記憶があります。テレビ観戦でも伝わる彼の魅力が、現在はコーチとして教え子に受け継がれていくのだと思うと感慨深いです。教え子たちの演技がまた楽しみでもあります!