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「ユーリ!!! on ICE」DVD & ブルーレイの第3巻が発売!
特典映像で楽しみなのが「オーディオコメンタリー」です!
3巻では、原案の久保ミツロウ先生とヴィクトル役の諏訪部順一さんが登場!
久保ミツロウ先生がヴィクトルのキャラクターについても興味深い話をしてくれましたよ!
ユーリ!!! on ICE第3巻のオーディオコメンタリーをまとめてみました!
「ユーリ!!! on ICE」第3巻オーディオコメンタリー!
第3巻の特典として収録されているオーディオコメンタリー!
毎回楽しいトークや裏話が満載で楽しいですよね!
今回は、原案の久保ミツロウ先生とヴィクトル・ニキフォロフを演じた諏訪部順一さんが登場!
第6滑走「開幕グランプリシリーズ やっチャイナ!!中国大会SP」を見ながらのトーク!
最初の第一声は諏訪部順一さんの美声からスタート!
『ユーリ!!! on ICE 第3巻』と諏訪部順一さんの声を聞いただけで背中がゾクっとしました!
良い声です!久保ミツロウ先生もそう思ったでしょう!
「え!?」と一瞬の間の後に「オーディオコメンタリー」と慌てた声の久保先生(笑)
「諏訪部さんの声聞いたら、そういう録音された声だと思ってぼーっとしてました」と言うと笑う諏訪部順一さん。
お互い自己紹介して第3巻のオーディオコメンタリーが始まりました!
諏訪部順一さんが「もう、あえて年齢は言わない方向で?」と聞くと
「あ、全然41です!ピチピチの!」と久保先生!
「まだ水を弾くタイプで、、、そうです、また頑張ろう!」
諏訪部順一さんが「という訳でオーバー40でお届けする今回ですけども」というと
「あーそうですね!今まで豊永さんと内山さんとオーディオコメンタリーやってきたんですけど、初めて一番ニアです、40代!」
と、年齢の話はここまでで本題へ。
「いらっしゃいませ!ミツコの部屋へ」と久保先生。
諏訪部順一さんは「毎度どういう体でやってたか僕、聞いてないんで、、、非常に心配なんですけど」
久保先生は「けっこうね、本編に関係ない話をしすぎて、、、」と申し訳なさそうに切り出します。
即答で「よし!得意なやつだ!」と諏訪部順一さんは楽しそうにコメント(笑)
久保先生も手探りでやっているというオーディオコメンタリーだそうですが、お二人で楽しいトークをしてくれましたよ!
ユーリオンアイスDVD3巻特典映像の内容は?クリスの振付秘話も!
久保ミツロウが語るスケート選手の裏話!
第6話が流れる中、勇利とヴィクトルが飛行機で中国へ移動するシーン。
「ヴィクトル・ニキフォロフくらいになると移動は基本的にはビジネス以上って感じですかね」と諏訪部順一さん。
久保先生は「錦織くんとかもそうですけど、コーチ代とか全てお金を出さなくてはいけないんで」と選手の金銭問題のお話に。
飛行機に関しても、あまり良い席に座れない選手も多いそうです。
実際に久保先生はグランプリファイナルを観にバルセロナへ行った時のお話。
帰りの飛行機で、ロシア選手と一緒になったことがあったそうです。
そこでは優勝して活躍したメドベジェワ選手の席がエコノミーだったのを目撃!
優勝しても選手環境は思ったよりも良くないの?と思ったそうです。
ユーリオンアイス海外スケーターの反応は?感想や選手のコスプレ姿も!
グランプリファイナル中国大会の裏話!
アニメ第6話で登場した中国の火鍋屋さん、モデルになってる場所があるんですよね!
実際の会場の選手達が泊まっているオフィシャルホテルの近くにある火鍋屋さん、山本監督と久保先生は行っている場所だそうです。
「非常に美味しくて、今もユーリで話題になったということをバネに『ドリンクつけます』みたいな」(サービス?があるみたいです)
北京にあるというこのお店、是非チェックしてみてください!
そしてジ・グァンホンくんが食べてるお煎餅の出店も実際にあったということですよ。
諏訪部順一さん気になっていたことを久保先生に質問。
「ユーリ!!! on ICEって食べ物いっぱい出てくるじゃないですか」と食べ物のお話に。
「完全にいわゆる 『飯テロ』ですよね。時間帯深夜じゃないですか、夜だし、絶対食べたくなりますよ」という諏訪部順一さん。
「カツ丼が出てきたじゃないですか、若干カツ丼ブーム起こりかけた感は?」とも質問すると
「若干どころかちゃんと起きたんですよ!」と久保先生が言うには、深夜のコンビニにカツ丼が消えたという話を聞いたのだそうです!
笑い出す諏訪部順一さんは「翌日のお昼とか、カツ丼何回か食べましたし実際」と話してくれました。
私もカツ丼食べる回数が増えました!これは「ユーリ!!!あるある」ではないでしょうかね(笑)
ピチットくん「王様とスケーター」
第6話中国大会ではピチットくんがショートプログラムを滑るシーンに。
ショートプログラムの曲「王様とスケーター」のモデルとなったミュージカル「王様と私」
実際に久保先生はブロードウェイでご覧になったそうです。
「王様とスケーター」は細かくあらすじを決めてあるのだそうです。
実際のスケーターたちは、映画音楽や定番曲を使っているのでそんなイメージでピチットくんの楽曲は出来上がったそうです。
諏訪部順一さんは「僕、ヤグディン選手の『仮面の男』とか好きですよ」というと「あー!最高です!」と久保先生もテンションが上がってました!
諏訪部順一さん、さらに「僕もいわゆる『スケオタ』の人とお話をする機会があって」と切り出します。
諏訪部さんと「ユーリ!!! on ICE」の話をしたくて仕方ないようで、話しかけてくれたのだそうですが、アニメを見ての感想として
「タイ人の選手がいる、東南アジアの選手がいるっていうのがファンタジーでいいよね」と言ってくれたそうです。
久保先生は、振付師の宮本賢二さんも実際に行っているということでタイは現在フィギュアスケートが盛り上がりつつある国なのだそう。
すでにオリンピックにも出場しているフィリピンのマルティネス選手の名前も挙がってました。
東南アジアでのフィギュアスケート人口がこれから多くなる予感ですね!
アニメの「ユーリ!!! on ICE」の世界が現実になったという要素も入れたいと思ってピチットくんの登場となってもいると久保先生。
世界のフィギュアスケート事情もしっかり調べているところで見ている人の目線に近いのが嬉しいです!
そして、ファンタジー要素と現実要素がミックスした魅力がたまりません!
クリストフ・ジャコメッティが大好きな久保先生のお話
久保先生、6話で描いていて楽しかったのが、クリス!
アニメでは初登場のスイスの選手クリストフ・ジャコメッティ、久保先生のお気に入りキャラです(笑)
久保先生は「安元さん(クリスの声優 安元洋貴さん)の声がガッチリはまったのが面白いですね」とコメント。
諏訪部順一さんは「ちょっとガチ感が強いっていうね、性的なニュアンス強すぎるなー」と(笑)
アフレコではアドリブで色々とディープにやっていたそうですが(気になる!)
放送上、適さないということでカットになったみたいです。
「でもDVDというか円盤の方では、、、」と久保先生がいうと「復活してる?」と気になる様子の諏訪部順一さん(笑)
「地上波じゃねーからやっちまおうぜ!みたいにやってくださるというウワサを、、、風の波動を感じました」と久保先生が言うと大爆笑の諏訪部順一さん。
「まだわかんないですけどねー」といいながらも楽しそうな雰囲気でした(笑)
ヴィクトル役を演じた諏訪部順一さんの感想は?
久保先生、ヴィクトルを演じるにあたって諏訪部順一さんの気持ちを聞きました!
「けっこうヴィクトルの役を掴むのに色々と試行錯誤されたという話を聞いたので」と久保先生。
諏訪部順一さんは「僕の中でヴィクトル・ニキフォロフって、すごく今まで演じてきた中でもかなり特殊なキャラクターで」と話始めます。
「これ言っちゃうとあれなんですけど、完全にキャラが入りきらなかったというか、割と自分のメンタルがガチッと最後まではまりきらない感じがあった」と正直な感想を。
「台本読んだり、久保先生から頂いたネームを読んだり、実際にセリフ、ト書きを読んだり、映像を見てイメージして作って、メンタルもこういう感じであろうと。
人間ヴィクトル・ニキフォロフを構築して現場に行くんですが、実際テストをやる段階で『や、そうではない』みたいなディレクション(演出)がけっこう多くて」
と、アフレコの裏話を聞かせてくれました!ちょっと貴重です!
「あれ、どっち?どこ?どうなんだろうなって悩むことがずっと多かったのと、
最終回まで、ずーっとヴィクトルの、どういう風に感情をアウトプットしていこうかという葛藤があって」とヴィクトルを演じていた悩みを暴露!
今まで演じたキャラは、あとで振り返っても「この時こういう風に考えて演じてたな」と感じていたという諏訪部順一さん。
ヴィクトルに関しては「あんまり自分の中に残ってない」のだそうです。
「自分の声だし、自分が演じたのは間違いないんだけど、すごく客観的に見られるというか、、、」というと興味深そうに聞いている久保先生。
演出、音響監督さんと諏訪部順一さんでヴィクトルという人間をどういう人にしたいかというのを現場で綱引きしながら作り上げていったという、ヴィクトルって奥の深い人!
ずっと付き合ってきた諏訪部順一さんがこんな風に言うなんてと驚いてしまいました!
演技をしながら「よし!ここは俺が勝ったとか、ここは向こう(演出)に誘導されたとか、
そこの『揺らぎ』みたいなものがヴィクトルのちょっとよくわからない人」という感じになったのではと諏訪部順一さんは分析されていました。
「正直なことを言うと、僕はヴィクトル・ニキフォロフっていう人の人間像を完璧に理解しきれてないというところが実はあって」と切り出す諏訪部順一さん。
「だからといって自分がヴィクトルを理解していないかっていうと、そういうことではないんだけど、この微妙な歯がゆいこと、どう表現していいのか僕の中でも言葉が見つからないんだけど、ヴィクトルという人に関して」
ヴィクトルのキャラクター設定について!
久保先生は「でも私はそれで良かったなと思います。何故ならヴィクトルが結局『ユーリ!!! on ICE』を通して初めてコーチをやる、
今までキャリアを積んだ人が始めて戸惑いながら誰かに自分の技術を教えたりとか、同じような気持ちで滑らなきゃ。
滑ってる訳じゃないけど何か演じなきゃ、みたいなそういう、あなたは今まで出来てきたようにこれからもやって下さいなんて、諏訪部さんくらいの方は求められると思うんですよね。キャリアが長いし、結果も出してる。
でも、今一度そこから外れて何か不安になった時にどんなことができるのか、体勢が崩れながらも何が自分はシュートできるんだろうとか
やっぱそこを考える、考え始めるのって、なかなかそれを演じてほしいと思ってこの作品は書いてないんですけど」
「結果的にそういうことがすごく諏訪部さんが演じるヴィクトル・ニキフォロフを通して、違う層のなにか『揺らぎ』が入ったのはすごく嬉しいなと思って」
「なんかもう、ありがとうございます」としみじみとお礼を言う久保先生。
謙遜する諏訪部順一さん「本当に毎回毎回すごく挑戦だったなっていう意識が、思いがあって『今日どうなるかな、このままいけるのか』それともまた『ちがう』って言われるのかなと。
やっぱり勝負だったなっていう感じがすごく面白かったですね。トップアスリートだったとしても、人間ならばこう思うだろうという方向性でいくと割りと『ちがう』と言われることが多かったんで」
久保先生に「ヴィクトルとは何ぞや」と聞いたことがあるという諏訪部順一さん。
久保先生の答えは「ある種、ある意味、スケートの妖精だ」という答えが!
なんだか分かるのが面白いです!
「アイスエルフなんじゃないかっていう」と久保先生。
「家族のバックボーンも見えないし、ロシア人らしいかって言ったら実はそこはあんまり踏襲してなかったっていう」
「私の中では、ロシアのどっか落ちた隕石だ、その穴の中から見つかったんじゃないのかなっていう、、」という久保先生に
「ちなみに超人系なんですか?」と笑いながら聞く諏訪部順一さん。
「宇宙から来たのかもよくわからない。そういうので、まだ人としての回数が少ないタイプなんじゃないかなっていう。前世も」
「作品を作りながら、ヴィクトルほ性格はこうなんじゃないかな、ヴィクトルはきっとこういう風に言うだろうと」
久保先生も試行錯誤しながらイメージを探してネームも何度もやり直しながら「やっぱりこれはヴィクトルがやんなそうだから、こっちだ!」みたいな手探りで作ったキャラクターなんですって。
なんだか納得してしまうのが、ヴィクトルという人の不思議ですね(笑)
諏訪部順一さんは最終回を撮り終えてのお話もしてくれました!ここから最終回ネタバレもあります!
ヴィクトルが勇利の前で涙を流したシーンについて、
諏訪部順一さんはテストの時には泣いているんだからと、肉体の動きも考えてセリフを言ったところダメ出しを受けました!
「もっと別に泣いているっていう物理的な変化を完全に無視して芝居をしてくれ」と言われたそうです。
ヴィクトルの感情としては「ただ怒ってるだけ、悲しいとかではなく、一点、勇利に対してイラッときてるみたいな」と演出として指示がでたそうで
ヴィクトルのセリフ「怒ってるんだよ」という言葉通りの感情に「なるほど」と諏訪部順一さんは「ここにきてこれか」とも感じたとコメント。
久保先生は、男の人が涙の粒を落としながらも普通に話している人を実際に見て、これをヴィクトルに取り入れたのだそうです。
ヴィクトルならやりそう!と思ってしまうあたりがすごいなと思いました!
諏訪部順一さんは「自分の感情とかっていうフィジカルな動きを自分で自覚できないような動きをするやつって、、、こえー!って」感じたという感想。
爆笑する久保先生。
最終回でこの感情のニュアンスが出てくる辺りがすごい!
諏訪部順一さんは、10話のヴィクトル目線で話が進む回についてお話。
モノローグでしゃべってるヴィクトルがそのままのヴィクトルかっていう、心情吐露では、、100%の心情吐露では、、、?」と未だに悩んでいる様子。
久保先生が「だからこそ見てる人の中で強い正解が生まれるんじゃないかと、真実が」と客観的に見ての感想。
ユーリオンアイス声優の諏訪部順一の経歴は?性格はヴィクトルに似てる?
諏訪部順一さんがファンに向けてコメント!
6話映像をほったらかしてしゃべっていた二人(笑)
クリスの演技に久保先生が「クリスのお尻がすごい良かったのに」というと
「尻芸を」と諏訪部順一さん!そんな芸あるんですね(笑)
クリスによってびしょびしょのリンクを気にする二人(笑)
実際のリンクでもある現象だというのをここで改めて知りました!
「本当にね、ライトが強かったり、会場が暖かかったりすると氷の上がびしょびしょになって」と久保先生。
クリスは心配ないという、雰囲気でびしょびしょにする男、と諏訪部順一さん。
6話アニメ映像ではショートプログラムの順位が決まった最後のシーンへ。
下克上が起きているという順位に「いい回ですね」という久保先生。
クリス、勇利は20代のベテラン選手、ユリオ、レオ、ジ・グァンホンたちの10代選手達が戦うところ、実際の大会でも目にすることがありますよね!
リアルに近い「ユーリ!!! on ICE」の世界の面白さがこれなんですよね!
二人も気になるギオルギー・ポポーヴィッチの「私は悪い魔女」は完全スルーしちゃったねと(笑)
でもちょいちょい見切れているギオルギー・ポポーヴィッチに注目している諏訪部順一さんでした。
そしてエンディングへ。
改めて諏訪部順一さんに感謝する久保先生。
「僕、本当に今まで人間じゃない妖精だなんだって言ってたけど、逆にこの複雑だからこそ、むしろ逆説的に人間なんだなっていう感じで
逆に生っぽさっていうか、すごくテンプレじゃない形で一人のヴィクトル・ニキフォロフっていう人間と寄り添えたかなっていう気持ちがあるので」
「本当にこの作品に関われて『アメージング』オーディションの時いっぱい言っておいてよかったなって」というと笑う久保先生。
「『アメージング』たくさん頂きました!
私は諏訪部さんに迷いはなかったんですけど、私達に迷いがなかった分、諏訪部さんの方に迷いを持たせてしまったっていう。
新しい展開がちょっとなんか、ものづくりって楽しいなって思いました」というと笑いだす諏訪部順一さん。
諏訪部順一さんはファンに向けて「こんだけ苦労して苦心して世に放った子達なので、本当に愛していただけているあなたには感謝の言葉が尽きないですね」
と、とても嬉しいコメント!
「引き続き本当に『ユーリ!!! on ICE』どうぞ長らくご愛顧いただけると助かりますんで」
というと久保先生も「またこれからもよろしくお願いします」
「はい!よろしくお願いいたします!」と諏訪部順一さん。
「ありがとうございましたー」という二人。
「またねー」と久保先生が締めくくってオーディオコメンタリー終了となりました!
まとめと感想!
諏訪部順一さんのヴィクトルを演じるに当たっての苦悩を知ってまた「ユーリ!!! on ICE」を見直すと面白いなと思いました!
ヴィクトルのキャラをサラッとこなしているように思っていたので意外なお話で興味深かったです!次回は誰が登場するんでしょうか?!
クリスの安元さんかな(笑)楽しみです!!