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お笑い芸人の村田渚（むらた なぎさ）さんが急死して12年、今でも芸人仲間からは「天才芸人」と称される伝説の芸人さんです。
村田渚さんはどんな芸人さんだったの？
10年間活動した「フォークダンスDE成子坂」を解散してからは何をしてた？
天才芸人と呼ばれた訳についてもまとめました！
元「フォークダンスDE成子坂」村田渚が天才芸人と言われる訳は？
村田渚さんが、芸人としてデビューしたのは1989年のこと。
同級生の桶田敬太郎さんとお笑いコンビ「フォークダンスDE成子坂」を結成してホリプロから1991年にデビューしました。
その4年後、タモリさんが司会のバラエティ番組「ボキャブラ天国」でブレイク！
漫才もコントもこなすコンビで、シュールで繊細な笑いのつまったネタは、他のテンションの高い芸人たちが一目置くほどでした。
ブレイクのきっかけを作った「ボキャブラ天国」では、今現在活躍するお笑い芸人たちが若手として出演。
当時「フォークダンスDE成子坂」と共演していたのは、
- 爆笑問題
- 海砂利水魚（現在のくりぃむしちゅー）
- ネプチューン
- Uターン（土田晃之さんのコンビ）
- 底抜けエアライン（古坂大魔王さんのトリオ）
などなど！
村田渚さんと共演した芸人が口々に言うのが「天才芸人」という言葉。
一日中お笑いのことを考えている村田渚さんの影響を受けたという芸人も少なくありません。
村田渚さんが天才と言われる理由についてまとめると、
・24時間お笑いのことを考えてた（くりぃむしちゅー 有田）
・この人といたら何でもボケられる唯一無二の存在（古坂大魔王）
・今までの人生で一番面白いと思った（バイきんぐ 小峠）
芸人さんが口を揃えていう「村田渚は天才」という言葉は、お笑いに貪欲だった姿勢を称えてのことだと感じました。
爆笑問題の太田光さんは「天才過ぎて売れなかった芸人」という表現もしています。それと同時にツッコミの「間」は誰よりも上手かったという褒め言葉も残しています。
ですが村田渚さんは、「フォークダンスDE成子坂」解散後に再ブレイクすることが叶いませんでした。
＞＞村田渚の相方は現在は何してる？フォークダンスDE成子坂の解散原因は？
解散後の芸人としての活動と新しい相方は？
1999年に「フォークダンスDE成子坂」が解散。
その後の村田渚さんは、所属していたホリプロを退社。ピン芸人として路上でトークライブをするなど活動していました。
ピン芸人村田渚として、NHKの「爆笑オンエアバトル」にも出演して4度オンエアを勝ち取っています。フリップネタなどがありました。
2005年、新しい相方と共にコンビ名「鼻エンジン」でM-1グランプリにエントリーしています。初出場で準決勝まで勝ち進む快挙！
その新しい相方は、元 坂道コロンブス（旧名：坂道コロコロ）の松丘慎吾さん。
坂道コロコロもボキャブラ天国で共演していたお笑いコンビでした。ボキャブラ天国でのつながりで松丘さんとコンビを組んだんですね！
ですが、新コンビ「鼻エンジン」は結成1年で解散となります。
2006年11月、M-1グランプリの3回戦まで勝ち進んだのですが、村田渚さんは自宅で倒れてそのまま帰らぬ人となりました。
最後のテレビ収録は、「鼻エンジン」として出場した爆笑オンエアバトルでしたが、惜しくもオフエアで放送はされませんでした。
村田渚さんの葬儀では、元相方の桶田敬太郎さんが号泣していたそうです。
最後の相方となった松丘慎吾さんもショックのあまり芸人を引退寸前の精神状態でした。
村田渚さんは人柄も良くて、芸人仲間、後輩、ファンに愛されていたということで多くの人が亡くなったことを惜しみました。
まとめ
村田渚さんののお笑いへの姿勢や人柄が、芸人仲間から「天才」と言われる理由ではないかと思います。ツッコミの「間」は誰よりも上手かった、と爆笑問題の太田光さんが言うほどの腕前。
芸人仲間でも、村田渚さんに「面白いと認めてもらいたい」という人が多くいました。
「フォークダンスDE成子坂」解散後、新しい相方になったのは、元坂道コロンブスの松丘慎吾さん。コンビ名「鼻エンジン」として1年間コンビを組んでM-1グランプリに2度エントリーしていました。
村田渚さんが亡くなって10年以上経つのですが、今でも語られる芸人さんたちの「お笑いに対する熱さ」に感動しました。
デビュー当時から異色を放っていた「フォークダンスDE成子坂」のネタは今でも忘れられないというのも、村田渚さんあってのことなんだと改めて思いました！
