平昌パラリンピックのバイアスロンとクロスカントリースキー競技に出場する阿部友里香さん!
普段は大東文化大学国際関係学部に在学している現役女子大生として生活をしています。
障害を持ちながら競技では右腕1本でストックを使ってスキーを滑る姿がとてもカッコいい!
平昌パラリンピックに出場する阿部友里香さんについて調べてみました!
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阿部友里香さんの障害の原因は?
まずは阿部友里香さんのプロフィールから紹介です。
阿部友里香(あべ ゆりか)
- 生年月日:1995年10月7日
- 出身:岩手県山田町
- 所属:日立ソリューションズJr.スキークラブ・大東文化大学スキー部
阿部友里香さんは、生まれた時に左腕に障害を負い、肩の神経が傷ついてしまったために動かすことができなくなります。
小学校低学年で手術をしましたが、現在も左腕を動かすことができません。
阿部友里香さんが、パラリンピックの競技に興味をもったのは中学2年生の時。
2010年バンクーバーパラリンピックのスキー競技で、ストック1本でスキーを滑る障害者選手を見て「自分と同じ」と感じたことから。
障害のクラスは「LW6クラス」
「障害のクラス」とは、障害者スキー競技の協会が定めた障害の度合いのことです。
阿部友里香さんの障害クラスは、片上肢に障害をもつ選手を指しています。1本のストック、2本のスキー板を使って競技に出場する、というクラスです。
阿部友里香さんが平昌パラリンピックで出場する競技は2つ。
クロスカントリースキー
バイアスロン
4年前のソチパラリンピックにも出場した阿部友里香さんは、クロスカントリースキークラシカルで15キロで8位入賞をしています
この競技の内容は、雪面に溝を掘ってその溝にスキー板を平行にして滑らせて進んで速さを競います。
ソチパラリンピックでは、競技の前日までアキレス腱の痛みに不安を感じていましたが、無事完走して8位入賞という結果!
今回の平昌パラリンピックでは、メダル獲得を目指しています。
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女子大生としての素顔や性格は?
阿部友里香さんの性格はとってもポジティブ!
生まれた時から左腕に障害を持っているのに、ハンデがあることをものともせずに小学生の時に「バレーボール」を始めています。
バレーボールといえば、レシーブやトスをするのには手が必要です。そんな腕を使ったスポーツに果敢にチャレンジする精神力はスゴイです!
そして決めたことに向かって進む根性もあるスポーツ選手としての精神力をもっている人です。
ひたすらスキーに打ち込む姿は、とてもひたむきです。
スキーに真っ直ぐに打ち込めたのは、震災を経験したことにも繋がってきます。
初出場したソチパラリンピックの3年前には、3.11の震災に遭い被災者として生活をしていました。
自宅も津波で流されてしまい、地元の高校に通えなくなってしまいます。本当は、地元でバレーとスキーを両立させて練習するつもりでいましたが予定変更する事になりました。
ですが、被災した生徒を受け入れる高校の中にスキー強豪校の盛岡南高校がありました。ここでしっかりとスキーを学ぶことに決めたことで今の阿部友里香さんがあります。
高校入学の時点では、スキーの経験も浅くてまだまだの状態でした。初めてスキーを経験したのは中学校3年生の時のことでした。
ここから練習を重ねて世界選手権で入賞したことで、高校3年の18歳の時にソチパラリンピックの代表入りを果たします。
そしてクロスカントリースキーで見事8位入賞となりました!
たった3年あまりでこの記録は驚異です!!
現在、大東文化大学国際関係学科の4年生という現役女子大生です。
平昌パラリンピックの出場が決まった時には、学長へ表敬訪問しています。
阿部友里香さんのメダル獲得のためのまっすぐな気持ちは、これまでの練習の賜物です!とても頼もしく感じました。
障害を抱えていることなんて関係なく立派なアスリートだと感じました!
平昌パラリンピックでも最高のコンディションで活躍してくれるように応援しています!
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まとめ
平昌パラリンピックに出場する阿部友里香さんは、生まれた時に左腕に障害を負っています。
大東文化大学の4年生という現役女子大生の阿部友里香さんの性格は、前向きで根性のある芯のしっかりした人という印象を受けました。
全ての発言において、ポジティブで明るい気持ちになれるので人柄がいいんだなと感じています。
平昌パラリンピックでは、阿部友里香さんの力が存分に発揮できるコンディションであるといいですよね。応援しています!!