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映画「ねことじいちゃん」を見てきました!
島に住むじいちゃんと猫の緩やかな生活を描いた映画に癒やされました^^
美しい島の風景と猫たちの映像は動物写真家岩合光昭さんならでは!
原作マンガがある映画なんですが、原作と違うところをまとめてみました。
映画「ねことじいちゃん」を見た感想
監督 岩合光昭さんの撮影する猫と島の美しさが光っていました!
さらにタレント猫の演技も自然に見えるのがすごいです!
「世界ネコ歩き」でも感じる、猫を背景にした土地の美しさも格別です!
「ねことじいちゃん」の撮影場所は、愛知県西尾市にある佐久島なんですが、きれいな海辺を猫と人が歩く姿の映像だけでも感動してしまいました。
>>「ねことじいちゃん」ロケ地 佐久島の行き方!観光はできる?
映画版「ねことじいちゃん」のストーリーは、原作と同じ部分もありますが違うものでした。
ぶっちゃけると、「原作マンガのファン」は多少不満が残るストーリーでした^^;
原作マンガにないエピソードが登場するので、原作を元に作られた映画版「ねことじいちゃん」の物語だと思ってください。
ですが、猫たちの名演技は見どころではあります!
猫の仕草など笑えるシーンもあるので、猫好きの方は楽しめる部分も多いです。
なんと言ってもタマ役のベーコンの演技は最高です!これは見る価値はあります^^
>>映画「ねことじいちゃん」猫ベーコンの性格や年齢は何歳?演技の評判も!
さらにぶっちゃけると原作マンガに登場する「飼い猫あるある」も含め、じいちゃんの島ぐらしを中心にしたほのぼのストーリーが「何故こんな風に?!」と心を打ち砕かれた感じでした(/_;)
島暮らしの高校生カップルの将来の不安や、小林薫さん演じる厳さんの淡い恋などは、『原作マンガにないじゃん、これ!』というもどかしい気持ちになりました。。。
では、「原作を知らない人も楽しめるか」というと「岩合光昭=猫」のイメージもあるのか「恋愛要素」は余計に感じた、と一緒に見に行った旦那が申しておりました^^;
個人的にこれは脚本が、、、と思うのですが。脚本書いた人は猫好きなのかな?と疑問に思いました。原作マンガをそのまま映像化できない何か大人の事情でもあるんでしょうか。。。
原作マンガではもっと猫と人とのほのぼのしてじんわり感動する話がたくさんあるのに!ともどかしくなりました。
気になったのが、実際に島に住む猫の中に耳折れのスコティッシュはいないのでは?と思うシーンもありました。
さすがに島の猫を出演させるわけにもいかず、35匹ほどのタレント猫を撮影に使ったのだそうですが、これは動物プロダクションのキャスティングミスでは^^;
映画の中の設定として「島外のペットショップで購入した子なのかな?」と気持ちを収めるしか方法が見つかりませんでした。。。
「ねことじいちゃん」映画と原作マンガと違うところを比較!
●さっちゃんと厳さんの恋模様
原作マンガにはないストーリーでした。
サチさんは、愛猫みーちゃんを残して亡くなりますが、マンガではお葬式とサチさんの回想のみが描かれています。
厳さんが恋をしていた相手という設定はありませんでした。
●高校生カップル
原作マンガには登場しない二人です。
映画では、女子高生が東京の大学へ行くことで二人は遠距離恋愛になるというストーリーでした。
ちなみに実際のロケ地である佐久島では、中学校までしかありません。
●ダンスパーティー
原作マンガではダンスパーティーの話はありません。
原作マンガでは島のみんなで毎年ハロウィンパーティーを開催しています。
じいちゃんばあちゃんも仮装してハロウィンを楽しむシーンがあります。
映画のダンスパーティーは、厳さんとさっちゃんの思い出となりました。
●美智子さん
原作マンガでは、島にある親戚が経営する喫茶店「海猫」を改装してカフェをオープンさせます。
美智子さんが実はタバコを吸う人だという設定も原作にはありません。
>>「ねことじいちゃん」柴咲コウのカフェは本当にあるお店?場所はどこ?
●大吉じいちゃんが倒れるシーン
原作マンガでは、郵便局員のサトシがじいちゃんを発見して病院へ連れていきます。
映画では、美智子さんになっていました。
映画と原作が大きく違うのはこのあたりでした。
まとめ
映画「ねことじいちゃん」は、猫と島の風景の美しい映像が見どころです。猫の演技にも驚かされました!
原作マンガにないストーリーも含まれているので、原作マンガのファンはモヤモヤするかもしれません。
ですが、監督 岩合光昭さんの撮る猫たちとそこに関わる俳優さんの笑顔は本物です。映画を見るとゆるやかにすぎる島の暮らしに憧れてしまいます!
この映画で癒やされない人はいないと思いますよ!