ドラマ【少年寅次郎】最終回の感想!母光子の病気と父との関係の結末は?

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ドラマ「少年寅次郎」の最終回の感想をまとめました!

寅さんの育ての母 光子さんはどうして亡くなったのか、父 平造との別れの場面も登場しました!

このドラマの物語のラストから映画「男はつらいよ」に続いていくんですね。

このドラマで底抜けに明るい寅さんの輪郭をしみじみと小さなころの寅ちゃんに写していました。

昭和の時代のひとつの家族を描いたとっても素敵なドラマでした!

 

ドラマ「少年寅次郎」最終回の感想!

始まりは、少年 寅次郎が道の往来でたたき売りを楽しそうに見つめているシーンから。

ここが寅さんの原点になったんですね!

 

父親の態度に腹を立てて家出をして数日、家に帰ってこない寅さんでしたが近くの防空壕跡に寝泊まりしていました。

おばのつねと妹のさくらが晩ごはんのおかずとご飯をお弁当に詰めて寅さんに届けていました。

おじの竜造も知っていましたが白々しい演技に寅次郎の育ての母 光子は「演技が下手だね~」と少し嬉しそう。

バレてしまって謝るつねでしたが、寅次郎に「頼る大人がいる」ことが嬉しいと光子は言います。

「何かあったらふたりをよろしく」と言う光子につねと竜造は少し困り顔でした。

 

防空壕へ寅さんを迎えに行った光子、お弁当を届けて帰るさくらに厳しくも笑顔なところが母親として素敵ですね^^

防空壕の中で美味しそうにお弁当を食べる寅さん、おかずは大好きながんもの煮物ですね!

さくらと間違えて顔も見ずに母 光子に話かける寅さん、「(かあちゃんは)寅ちゃん(/_;)」って泣いてるんじゃないか?と言うと

光子は「寅ちゃん(/_;)」と言ってみせるところがかわいいです^^

寅さんを説得して防空壕から出たふたり、光子は腰が痛いとよろめきます。

心配して光子を背負った寅さん、歩く道すがら「大きくなったのね」と寅さんの背中で涙ぐむ光子にもらい泣きです(/_;)

 

ここから1ヶ月後、つねと竜造は前に勤めていた和菓子屋から声がかかり、再び「くるまや 団子舗」から出ていくことになります。

寂しそうな光子、寅さん、さくらをよそに父 平造は平然とした顔。

ですが、「くるまや」を手伝ったお礼にと封筒を渡します。

「これじゃ最後に平造さんにお礼を言わなきゃいけないよ」と憎まれ口のつねでしたがちゃっかり封筒はカバンにしまいました(笑)

 

静かになったお店、、、と思いきや突然、寅さんの担任の散歩先生の娘 夏子が「くるまや」に飛び込んできます。

「泊めてください!」と緊迫した顔の夏子に、さくらは話し相手になるお姉さんが来て喜んでいます。

光子はそっと散歩先生の家へ。そこには部屋中をぐるぐると回って困り顔の散歩先生がいました。

事情を聞いた光子は、「くるまや」に戻り散歩先生に会ってきたこと、夏子の彼氏を悪く言ったことを謝っていると言います。

最初よりも冷静になった夏子は、父の好物「鯉」を食べさせたいと寅さんと釣りに行くことに。

 

川原では、なかなか鯉が釣れません。

寅さんも困っていたところ、急に寅さんよりも小さな子が「エサを変えるといい」とアドバイス。

「??」が顔いっぱいの寅さん、実はこの子は平造が小遣いをあげて仕向けた刺客でした!(笑)

父親なんだから直接言ってあげればいいのに素直じゃないですね!

 

無事に「鯉」を釣って散歩先生の家へ。娘が帰ってきて喜ぶ先生。

寅さんは邪魔をしまいとすぐに帰ろうとしますが、散歩先生が引き止めます。

「きみのお母さん、ずっと腰が悪いのか?」

と聞く先生。

事情を聞きに来た光子の様子がおかしいことに気づき、実は亡くなった散歩先生の妻も同じ症状だったと話しました。

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寅次郎の育ての母親 光子の病名は?夫 平造の行動に涙

「くるまや」に帰った寅さん、母 光子のことを見つめては険しい顔。

重たいものを運ぶ手伝いをしますが、気持ちはやりきれません。

 

困った時の「御前様」、寅さんは光子のことで相談に行きます。

ちょうど、つねと竜造も居合わせて、散歩先生に聞いた話を打ち明ける寅さん。

「動けなくなるまで重い病気とはわからずに、、、」

と言った散歩先生の言葉が頭から離れない寅さん、病院嫌いの光子になんとか病院へ行ってもらう知恵を御前様にもらおうとします。

「一休さんじゃないんだから」と言いつつ、懐かしのおでこに人差し指でくるくるとなぞるポーズ!

御前様を演じる石丸幹二さん、芸達者ですね(笑)

 

「光子を病院に連れ出す」作戦実行!

つねが突然「お腹が痛い」ともがきだします。「病院に。。。」と光子が竜造に言いますが「あの人はダメなの、光子さん一緒にきて~」と迫真の演技!

ここまでは楽しく見られました^^

ここから、 光子腰の痛みの原因がわかります。

『すい臓がん』でした。

お医者様の見立てでは「手の施しようがない」とのこと。

この話を聞いて怒り出す夫の平造。だけど内心は心配で仕方ないという場面がこの後たくさん出てきました。

 

光子のお見舞いに来た寅さんとさくら、テストの答案を見せて笑顔の光子でしたが突然大きな声が聞こえてハッとします。

平造が酔っ払ったままきました。「辛気くさい」と平造はすぐに帰ってしまいます。

自分の病気の状態に気づいているのか、光子は目を潤ませながら「何いってんだかわかんないね」と子どもたちに言います。

つねと竜造が見舞いに来たときのこと、

素直じゃない平造と寅次郎との仲を心配する光子は「似たもの親子だからわかりあえないのかね」と病室のベッドでつぶやきました。

 

夜の病室、平造が光子の寝顔を見つめていました。

気づいた光子、平造が握った手を頬に寄せて幸せそうな顔をします。

お互いに思い合っていることがわかるシーン、平造も苦しいんだろうとちょっと泣けてきました。。。

 

授業中の寅さん、居眠りで光子の夢を見て笑顔で「かあちゃん」と寝言を言ってしまいます。

そんな顔をこわばらせたのは散歩先生からの呼び出しでした。

必死に走って病室へ向かう寅さん、いつもの川原の土手道で悔しそうに泣きわめいていました。。。

>>映画【男はつらいよ2019】新作のあらすじとキャストは同じ?歴代と違いを比較!

 

少年寅次郎のラスト!さくらとの別れと寅さんの行方は?

「くるまや」から喪服の人たちが出ていきました。

御前様が詰め襟の制服を着た寅さんに「立派だったぞ」と声をかけます。

葬儀に来ない平造に代わって喪主代理をつとめたことを褒めていたんですね。

部屋の奥に母 光子の遺影、その側で膝を抱えて泣いているさくらがいました。

そこへ葬儀に出席しなかった平造が酔っぱらって帰ってきました。

平造は寅次郎が喪主代理をしたことを茶化します。

「光子が拾ってくれなきゃお前は野垂れ死んでた」と言われた寅さん「ごめん」と光子に謝ると平造を突き倒しました。

馬乗りになって何度も頬を拳で殴った寅さん、竜造が止めにはいり落ち着いたようにみえました。

寅さんは突然「おれは家を出る」とつねと竜造に「さくらをよろしく」と出ていきました。

追いかけるさくら、柴又駅でふたりは並んで電車を待っています。

「見込みがある、いつでも来い」と言ってくれた人を頼るという寅さん。

「お金はあるの?」とさくらが声を掛けます。、、、あれ?これは寅さんシリーズではさくらの定番のセリフ!

財布を見せた寅さん、「これじゃ足りないでしょ」とさくらは自分のお小遣いを寅さんの財布に差し入れます。

このやり取り、こんな時から!と思った人はかなりの寅さんファンですね^^

しっかり者のさくらと心の広い兄、二人はここで一旦お別れします。

 

電車のガラス扉の向こうの泣き顔のさくら、

電車が出発すると、笑顔だった寅さんの顔は泣き顔に。

電車の到着する音に気づいて外へ出たのか。柴又駅の近くまで来た平造は寂しそうな顔をしていました。

「くるまや」で泣きじゃくるさくらを抱きしめるつね、竜造。

 

ある晴れた日、寅さんがいつもいた川原の土手で寅さんからの手紙を読んでいるさくらの姿。

仕事の見習いで全国を回っていることが書かれていました。

 

どこかの縁日、寅さんが叩き売りの口上を並べ立てて見物客を楽しませていました。

~ おわり ~

>>映画【男はつらいよお帰り寅さん】満男の結婚相手は誰?年齢や職業は?

 

まとめ

寅さんの少年時代のことを知って、映画を見るとまた違った気持ちになりそうです。

2人の母、優秀だった長男のこと、さくら、おいちゃん、おばちゃんや「くるまや」を取り巻く人たちの温かな関係を知ってまた寅さんを好きになりました!

父とは和解できなかったのかな、、、この後はどうなったんだっけ?と再び寅さんシリーズが観たくなりました!

心根の優しいモテ男!寅さんの旅がここから始まったんだなと感慨深い思いです^^

2019年12月末には最新映画「おかえり寅さん」が公開するのでそっちがさらに楽しみになりました!!

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