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日テレ朝の情報番組「ZIP!(ジップ)」で放送中
朝ドラマ「サヨウナラのその前に」第13話は、木曜日の主人公 渡会実の第3回目でした。
3月17日の「ZIP!」は放送内容が変更されて朝ドラマの放送は休止となってしまいました。
なので、今回はTVerで13話を見ました。
毎日誰もいない職員室で20年前に約束した生徒との再会を待っている渡会先生、ついにその生徒に再会できた?!
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」13話を見た感想をまとめました。
目次
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」13話の感想
朝ドラマ「サヨウナラのその前に」13話は、木曜日の主人公 渡会実のお話でした。
渡会先生の生徒との約束を守る先生の姿にとても感動しました。
渡会先生みたいな良い先生、世の中にはどれくらいいるんでしょうか!?と、教え子たちが羨ましくなりました!
今でも「優しき人」と言われるくらいステキな人柄の渡会先生、始めて担任をした生徒たちから慕われていたことが8分間のドラマの中でしっかりと伝わってきました^^
生徒から慕われるステキな先生なのに、家族からはイマイチ頼りにされていないという、少し寂しいシーンもありました。
この「生徒との約束」を果たしたことで、これから渡会先生が家族と向き合う気持ちが生まれたところも良かったです^^
教え子たちが証明してくれた「自分が大事に思っている人は、自分のことも大事に思ってくれている」ことを信じて、妻と娘との関係性が変わっていく予感がしました。
きっと渡会先生の気持ちが家族にも伝わるはず!
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」13話ネタバレ
【13話 登場人物】
- 渡会実(木曜日 主人公):北村一輝
- 渡会礼子(渡会実の妻):片岡礼子
- 渡会京子(渡会実の娘):吉田美月喜
- 渡会実の教え子:板橋俊谷
- 渡会実の教え子:板倉武志
- 渡会実の教え子:佐藤タダヤス
- 岩国先生(高校教師):高木公佑
- ニュースキャスター:山崎誠(日テレアナウンサ)
3月17日 木曜日
本日の主人公 渡会実(わたらい みのる)
誰もいない職員室にひとりポツンと座っている渡会実、静かな室内に扉が開く「ガラッ」という音が響きます。
その音を聞いて慌てて立ち上がった渡会先生、職員室の入り口には同僚の岩国先生がいました。
「先生も取りに来たんですか?」そう言った岩国先生の目的は、職員室に置いてある黄色いヘルメットと非常持ち出し袋。
岩国先生は、隕石衝突が避けられなくなった今、渡会先生も同じことを考えてここへ来たのだと思っていたようです。
岩国先生に愛想笑いを浮かべながら、自分は全く違う目的でここにいることを言えずにいました。
[俺には彼を笑う資格は一ミリもなかった。俺の方が圧倒的に馬鹿げた理由でここにいるから]
だけど、自分でも不安に思うことは、
[本当に20年前の約束を果たしにここに来ているのだろうか、それとも俺はただ『約束がある』と自分に言い聞かせここに来ていたんだろうか]
20年後、この場所で再会しよう 斎藤裕一
朝、誰もいない自宅のリビングを見渡して「はは」と笑う渡会先生。
3日前、喫茶店「メイヨーエン」で隕石衝突が避けられないというニュースを知って、真っ先に妻と娘のいる自宅へ帰ったことを思い出しています。
慌てて帰宅したのですが、家のリビングでゆったりとソファに座りテレビを見ている妻と娘の姿がありました。
「大丈夫でしょ」と言う妻、「不安じゃないのか」と焦る渡会を妻はリビングから廊下へ連れ出します。
「大丈夫って思ってないとやってられないからそうするの!じゃ、ダメかもって思ってすることって何?」と責めるように言われてしまい言葉が出ません。
「京子を不安にさせるようなことを言わないでよ」と、妻に釘をさされていまいます。
[こんな時でも俺は家族の頼りにはなれないようだ]
と、小さく笑う渡会先生。
そして現在
誰もいないリビングで「ふふ」と笑うと、シャツにアイロンをかけ、学校へ出かける準備を始めます。
着替えを手にとると、服のポケットからどんぐりが転がり落ちてきました。
出かける準備をしながら、家族のことを考えていた渡会先生。
[独りぼっちの家の風景を生み出したのは自分、
嫌われるのが父親と家族に対して一定の距離を置いていた自分、
こんな時でも学校へ行く理由を家族に詳しく話したことはなく、「仕事へいくフリ」をしていたこと。
仕事へ行く、という小さなウソは「20年前の約束」を理由に家族に煙たがられる家から遠ざけていたんじゃないか。]
学校の職員室、チャイムがなる中で、岩国先生が持っていった黄色いヘルメットをかぶってみている渡会先生。
そのとき、廊下から話し声が聞こえてきたので、入り口に目をやると、3人の男性が入ってきました。
3人が渡会先生を見つけると、「え!?」と驚いた声を上げます。
一瞬の間のあと、渡会先生も「お!?」と3人に指をさしながら近づいてきます。
「マジ?!」と驚く3人、
「斎藤!あ。あ。誰だ?!」と、声を弾ませる渡会先生。
なんと3人は学校の卒業生で、渡会先生の教え子でした。
嬉しさを隠すことができないでいる渡会先生は、
「で、お前らどうしてここに?」
というと、斎藤と呼ばれた男の人が
「先生忘れてるかもしれないけど、卒業のとき約束したんだよ。俺たち、20年後ここで会おうって」
それを聞いて嬉しさのあまり言葉がなかなか出てこない渡会先生。
もうひとり、田村と呼ばれた教え子に「わたせん、あれから更新された?アンタッチャブルレコード!」と昔の話を楽しそうに始めます。
その話は、今でも変わらない渡会先生の穏やかな性格がわかってしまう内容で、「授業中に30人中17人が爆睡したのに、渡会先生は怒らず笑っていた」というもの。
「なんでだよ、なんでこんな時に昔の約束果たしになんて」
と、渡会先生は落ち着きなく身振り手振りが大きくなっています。
教え子の斎藤くんは、
「だって先生が言ってたんじゃん。
困ったときはバカなことしろって。
バカなことをするのを恐れているうちに、一番バカでつまんない大人になっちまうからって。」
他の教え子二人も続けて言います。
「だから世界がこんなになって、一番馬鹿げたことしようぜって話して、先生に会いにきたんだわ」
「ま、まさか本当にわたせんいるとは思っていなかったけど」
その言葉を聞いて、泣きそうな顔と笑顔が混ざった表情の渡会先生、
「やー、熱いな20年前の俺。初担任の生徒にそんなこと言ってたのか」
と、身振りがまた大きくなり嬉しそうにしています。
「でもさ、おれが一番バカなことしてた
お前達が来るかもって、おれ毎日ここに来てたんだ」
驚く教え子たち「まじで?」
「毎日毎日ここ座ってお前達待ってた。
や、細かい理由はないんだよ。
ほんとにさ、こうやってお前たちが来た時に、約束破るような大人にはなりたくなかったんだよ。
だだそれだけ」
静になる教え子たち、渡会先生の気持ちを受け取っている様子。
「ほんとにきてくれてありがとな」
「はは」と、いつものように笑いますが、嬉しさが伝わる声がしました。
主題歌流れます!
[無邪気にどんぐりを拾っていたあの頃に想像していた大人にはまるでなれなかった俺は、それでも一つの期待をしていた]
教え子たちは、渡会先生の言葉を聞いて泣いていました。
「自分が大事だって思っている人は、自分のことも大事に思ってくれているんだってことを最後にまた教えてくれてほんとにありがとう」
頭を下げてお礼を言う教え子たち。
[たとえ嫌われてでも思いを伝える、という俺が一番大事にしてきたことが『間違えてなかった』と誰かが教えてくれることを]
渡会先生は教え子の言葉を自分に言い聞かせるように言います。
「信じていいんだよな、大事に思っている人はさ、自分のことも大事に思ってくれてるってさ」
教え子は嬉しそうに渡会先生の言葉を肯定します。
「ここで俺たちが再会したのが一番の証拠でしょ!」
「だって今、地球滅亡の危機なんだよ」
[くぬぎの木は育たなかったけど、20年前に暑苦しく植えた実が大きな樹になって帰ってきた。
心から大事に思っている家族に、もう一度自分の思いを伝える覚悟となって]
喫茶店「メイヨーエン」
お店のカウンターテーブルを拭いている陽子さんの姿。
[何もかわらない日常に時折、いま世界がどんな状況か頭から離れるときがある]
スマホの着信音、画面には「橘雄一」と名前が出ています。
[だが、この時はまた別の理由でそのことが頭から飛び立っていった。
元カレからの数ヶ月ぶりの着信のせいで]
隕石到着まで
残り、、、14日
まとめ
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」第13話の感想をまとめました。
渡会先生の待ち人がついに現れました!
ひとりかと思いきや3人も!
とってもいい先生、そしてとってもステキな教え子、この関係性にはグッときてしまいました^^
渡会先生の人柄の良さは、ドラマの回を増すごとによくなっていくばかりですね!!
なのに、家庭では邪魔者扱いされている世間一般の多くのお父さんに近いのはいったい何故なの!?
娘の京子ちゃんなんて、バイト代が入ったからって母親と遊びにいくことに使ってしまうの?!
とか、ちょっとしたモヤモヤが出てきてしまって、何だかスッキリしません^^;
だけど、20年前の約束を果たしたことで渡会先生は家族と向き合う覚悟を決めたようですね!次回の木曜日を楽しみに待ちたいと思います!
次回、14話は金曜日の主人公 金島陽子さんが久しぶりに元カレと会う回になっているようです!楽しみです^^