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朝ドラマ「サヨウナラのその前に」第9話は、金曜日の主人公 金島陽子の第2回目!
帰り道で会った月曜日の主人公 佐藤開に「嘘つき」呼ばわりされた金島陽子、その意味は??
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」第9話を見た感想をまとめました・
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」9話を見た感想
「サヨウナラのその前」第9話は、金曜日の主人公 金島陽子さんの回でした。
月曜日の主人公 佐藤開くんの視点で金島陽子さんの喫茶店の開店した日から現在までのことを回想したお話でした。
佐藤開くんのぶっきらぼうなしゃべりと、金島陽子さんのおっとりとした話し方とでバランス良いんだか悪いんだか、面白い会話だなと思っていました。
前半は佐藤開くんペースだったのが、後半は金島陽子さんのペースになっていくところ、さらに面白かったです!
子をもつ母親の気持ちが自分の母と重なって、落ち着かなくなっていく佐藤開くん演じる西岡星汰くんの演技がとても良かったです!
乱暴で遠慮のない物言いをする佐藤開くんですが、倒れていた陽子さんに必死に呼びかける姿や「子供は順調か?」と聞く姿など、優しい子なんだなと見終わって感じました。
私も常々「大丈夫」の意味を考えていたので、陽子さんのいう「未来の自分への決意表明」という意味、とても気に入りました^^
「大丈夫」って「はい」にも「いいえ」にも受け取れるし、「かまわないで」みたいな冷たい言葉としても受け取れることもあって日本語って難しいですよね^^;
だけど「大丈夫」って、相手を思いやる意味み含まれた温かい言葉なんだろうな、と改めて感じました。
佐藤開くん、頭のいい子だと思うので、きっと陽子さんが言っている意味、わかったんだと思っています。
家族や今の自分の状況に向き合っていくきっかけになった回なのかもと思って、今後の展開が楽しみになりました^^
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」9話ネタバレ!
【9話 登場人物】
- 金島陽子(金曜日 主人公):真木よう子
- 佐藤開(月曜日 主人公):西岡星汰
- 椿木宙(火曜日 主人公):奥平大兼
3月11日 金曜日
本日の主人公:金島陽子(かねしま ようこ)
3月10日 夜
夜道に光る自動販売機の横に座っていた佐藤開が
「あんたに聞きたいことがある」
と、仕事帰りの金島陽子に声をかけます。
少し驚いた顔の陽子さんに
「子供は順調か?」と、思ってもみないことを聞かれまた驚いてしまうのでした。
「はい」と答えてみたものの「そんだけだよ、行けよ」と言われ、戸惑いながら陽子さんはその場を立ち去りました。
自宅に戻った佐藤開、部屋のドアの前にはおぼんに乗った夜食とメモが置いてありました。
「何かあったら何でも言ってね。大丈夫だから」
と、母親の手書きのメモを見て「ウザすぎんだろ」とつぶやいて部屋に入りました。
佐藤開は「名前もしらない女」を見送りながら、初めて陽子さんを見かけた日を思い出していました。
佐藤開が金島陽子を初めて見かけたのは、隕石衝突の発表があったあの日。
1年前 4月8日
喫茶「メイヨーエン」の開店のお祝いの花を抱えて自販機の前にやってきた陽子さんは涙を流していました。
陽子さんの電話が鳴り、友人らしき人との会話が聞こえてきます。
「今日は来てくれてありがとう。
まさか、こんなことになるなんて。
あ、でも私は全然大丈夫、うん、大丈夫」
「どの面下げて大丈夫と連呼したのか理解不能」そう感じたのが最初の出会いでした。
2ヶ月前 1月5日
いつものように自販機横にいた佐藤開、通りに目をやると陽子さんが倒れていました。
慌てて駆け寄り「おい!どうした!おい!」
そういう陽子さんのカバンには「妊婦さんがつける「マタニティマーク」のチャームがついていました。
「子供いんのか?!」
と、聞くと
「大丈夫、大丈夫だから」
と陽子さんは苦しそうな声で言います。
「んなわけねーだろ!!」
と、救急車を呼ぶ佐藤開、救急隊員には「妊娠時の貧血で意識を失っていた」と説明を受けました。
そして現在
3月11日 夜
佐藤開は「人知れず命を救った」という称号に悪い気がしない、と誰も知らないこの栄誉を永遠に胸に刻んでおこうという気でいたのですが、
今日は陽子さんが佐藤開に声をかけてきました。
昨日、「お腹の子」を気にかけてくれたことで、確かめたいことができた様子でした。
「あなた、もしかして」
という陽子さんに
「やめろ!」と話を終わらせようとする佐藤開くん。
「俺の称号が消える」と言ったのですが、陽子さんは最後まで話してしまいます。
「や、前にこの辺で倒れたんですね、それで、考えてみたら、助けてくれたの、あなたしか、いないんです」と。
「あーーーー!! 聞かねぇ美学はねーのかよ!」
と、せっかくの称号が消えてしまったことにショックな様子の佐藤開くん。
陽子さんは気にせず「や、普通はお礼させていただくかと。その節は本当にありがとうございました」
と、お礼を述べます。
すると、佐藤開くんは悪びれる様子もなく
「で、何してくれんの?お礼、してくれんだろ?」
と、称号が消えたことが悔しいのか、少しヤケクソな言い方で対応してきました。
陽子さんは喫茶店をやっている、と告げると佐藤開は「開店の花」を見ていたことで
「大変だったんじゃねーの、開店直後にあんなになって」と店の様子を気にする素振りを見せます。
繁盛していないなら店をやっても無駄じゃないか、と言う佐藤開に陽子さんは
「まあ、そうですね」と言いながら自分の大きなお腹に触れました。
そして「でも、全然大丈夫なんで」と笑顔で言いました。
佐藤開はすぐに「あんたそれ、やめたほうがいいよ。すぐ大丈夫だっていうの」
倒れたときにも聞いた「大丈夫」という言葉に「口癖なんですよね」と苦笑いする陽子さん。
「すぐ大丈夫っていうやつさ、俺、嫌いなんだよね。要は、その言葉で問題から目を背けてるだけだろ」
と、吐き捨てるように言った佐藤開に対して、
「まあ、他の意味もあるかと思いますが」
と、陽子さんはマイペースに、自分に言い聞かせるように「大丈夫」について話はじめます。
「なんていうか、決意表明、みたいな
そのときは全然大丈夫じゃなかったとしても、いずれ大丈夫にしてやるぞ!的な」
と笑って話しました。
「じゃ、倒れたとき、あんたは俺にそんな宣言してたのかよ」
「その時は、こどもに、じゃないですかね」
「まずは子供に大丈夫って思ってほしいですから。
まだ産んでないのに私が親っぽいこと言うのアレなんですけど」
「じゃお前は子供がどんな風に育ってもそうほざくのか?!」
と苛ついた態度になってくる佐藤開
「思い通りに育たずに、グレたり、犯罪犯したり、引きこもりになったり!それでも大丈夫って言うか?!」
「その時は叱ったり、話し合ったりすると思います。」
「だろ?そんな言葉でなんも解決なんてしねーんだよ!」
「でも、最後はわたし一人だけでも「大丈夫」って言って抱きしめると思います。
そして、一緒になって、「大丈夫」にしていきますね」
怒った態度から急に真顔で黙ってしまう佐藤開くん。
「なんか不思議なんですよね、まだ生まれてもいないのに、授かったときから自分より大切な存在で、喫茶店も以前の私だったら。。。」
「やめろ!」
「え?またなんかの称号ですか?」
「おれは信じない!お前は嘘つきだからな」
主題歌、流れます!
逃げるように去っていく佐藤開の背中に陽子さんは声をかけます。
「あ!お礼させてくださいね!土日はお店閉めてるんで、月曜日にでも!」
佐藤開は、母親の手書きのメモを思い出しながら帰り道を歩いています。
「信じない」、と言ってみたものの「信じたくない」という言葉が適しているということはわかっていた
あおの女の言うことが、世の中の母親の本当の気持ちであるなら
クソみたいな俺の母親は、「問題から目を背けていた」のではなく「一緒に戦おうとしていた」ことになるからだ
「ウザすぎんだよ」
またつぶやいたこの言葉、あのとき夜食を受け取ったときと同じセリフですが「気持ち」の変化は確実にあったはずです。
歩道橋を歩く佐藤開と椿木宙がすれ違いました。
椿木宙は佐藤開を見て嬉しそうな顔になります。
「絶対そうだ」と嬉しさを噛みしめるような顔をする椿木宙。
[おれはあいつを知っている。佐藤開
あいつのことは忘れない
なぜなら佐藤開は、想像を絶するほどの天才だからだ]
隕石到着まで
あと、、、20日
だがそれをまだ誰も信じてはいない
まとめ
ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」9話では、金曜日の主人公 金島陽子と月曜日の主人公 佐藤開くんとが繋がっていたことがわかりました。
陽子さんの命の恩人だった佐藤開くんのあの「お礼してくれんだろ」の態度には驚いたんですが、彼には彼の優しさがあるということもわかりました。
子供を想う母の気持ち、佐藤開くんに少し伝わったんじゃないかなと思います。
きっとこの先へとつながるきっかけを陽子さんがくれた回だったんでしょうね!
次回はそんな佐藤開くんの回、椿木宙が天才っていうんですがどういう意味なのか気になります!